肩こりと頭痛が一緒に出る40代女性へ気圧だけではない身体のクセ
雨の前や天気が崩れる日に、肩が重くなって頭まで痛くなる。
「また気圧のせいかな」と感じる40代女性もいると思います。
気圧の変化をきっかけに頭痛や身体の不調を感じる方はいますが、肩こりと頭痛が毎回セットで出る場合は、首肩の緊張、呼吸の浅さ、長時間の姿勢など日常の身体の状態も重なっていることがあります。天候だけで考えず、普段から負担がたまっている部分を確認することが大切です。
天気が変わる日だけ身体が急に悪くなるのでしょうか
「雨の日は必ず調子が悪い」と感じていると、原因をすべて気圧に結びつけたくなります。
しかし、同じ雨の日でも平気な日とつらい日がありませんか。
前日にパソコン作業が長かった。
寝不足が続いていた。
肩が張った状態で一日過ごした。
家事や仕事で休む時間が少なかった。
こうした条件が重なった日に、天候の変化とともに不調を感じることもあります。
気圧は自分では変えられません。一方で、その日にどのくらい首肩へ負担がたまっていたかは見直せる部分です。
肩こりと頭痛が一緒に出る時は首の後ろが休めているか
肩がこって頭痛も感じる方では、肩の上だけでなく首の後ろまで硬くなっていることがあります。
パソコンやスマートフォンを見る時、頭が身体より前へ出ると、首の後ろ側の筋肉は頭を支え続けます。
40代になると仕事だけでなく、家事や家族の用事まで重なり、画面を見る時間が一日を通して長くなる方もいます。
首の後ろが緊張した状態でさらに肩をすくめて仕事をすると、頭の付け根周辺まで張りを感じる場合があります。
「肩こりがひどい日に頭まで重い」という方は、肩を揉む前に首が前へ出た状態が何時間続いているか振り返ってみましょう。
肩を上げたまま作業するクセもあります
集中している時、自分の肩の高さを意識することは少ないと思います。
マウスを操作する。
包丁を使う。
スマートフォンを持つ。
細かい文字を見る。
こうした場面では、無意識に肩を少しすくめることがあります。
数分なら問題になりにくくても、同じ状態が何時間も続けば、首から肩にかけての筋肉は休みにくくなります。
試しに今、両肩を一度持ち上げてから、息を吐きながら力を抜いてみてください。
下げた位置の方が楽なら、普段も少し肩を持ち上げた状態で過ごしているかもしれません。
頭を支えるのは首だけではありません
頭の位置は、首だけで決まっているわけではありません。
背中が丸くなれば頭は前へ出やすくなり、肩甲骨も外側へ広がります。その姿勢では、首肩の筋肉が頭や腕を支える時間が増えます。
反対に、姿勢を正そうとして胸を強く張り続けても、肩や背中へ力が入りやすくなります。
大切なのは、「良い姿勢を固定すること」ではありません。
背中や肩甲骨が少し動き、頭の位置を変えられる余裕があることです。
頭痛が出てから首を大きく回すよりも、普段から同じ姿勢を長く続けない方が取り入れやすい対策になります。
呼吸が浅い日に肩まで重くなることがあります
忙しい時や集中している時は、呼吸も小さくなりやすいです。
息を吸うたびに肩が大きく持ち上がっている方では、首肩の筋肉まで呼吸を助けるように働く場合があります。
肩こりが強い日に、
「胸が広がりにくい」
「深呼吸しようとすると肩に力が入る」
と感じる方もいます。
このような時に無理に大きく息を吸おうとすると、さらに肩をすくめることがあります。
吸うことより、まず細く長く吐くことを意識してみてください。息を吐いた時に肩が自然に下がれば、首肩の力を抜くきっかけになります。
気圧の変化と頭痛には個人差があります
天候の変化に合わせて頭痛やだるさを感じる方はいます。
気圧が変化する時には、自律神経の働きなどが関係して体調の変化を感じる可能性も考えられています。ただし、「低気圧だから肩こりから頭痛になる」と一つの理由だけで説明できるものではありません。
睡眠不足、疲労、首肩の緊張、食事や水分の取り方など、同じ時期に複数の要素が重なる場合があります。
そのため、天気予報だけを見るより、「前日はどんな一日だったか」も一緒に記録してみると、自分の傾向が分かりやすくなります。
頭痛が出る前の数時間を振り返ってみましょう
頭痛が起きた時だけを見ると、「急に始まった」と感じることがあります。
ですが、その前の数時間を振り返ると身体のクセが見えてくる場合があります。
午前中からパソコンに集中していた。
昼休みもスマートフォンを見ていた。
午後から肩が張っていた。
夕方になって頭まで重くなった。
こうした流れなら、天候の変化だけでなく、首肩が休めない時間が積み重なっていた可能性があります。
くまなん周辺で仕事や家事、買い物を一日の中でこなしている方は、自分の身体を気にする頃には夜になっていることもあると思います。頭痛が出る少し前の身体の状態を見る習慣をつけてみましょう。
肩こりと頭痛が気になる日に行いたい小さな動き
強い頭痛がある時に、首を無理に回したり強く揉んだりする必要はありません。
まだ「肩が張ってきたな」と感じる段階なら、椅子に座ったまま身体を切り替えてみます。
両足を床につけ、両手を太ももの上に置きます。
息を5秒ほどかけてゆっくり吐きながら、肩の力を抜きます。そのまま肘を身体の横へ置き、前腕だけを外側へゆっくり開いて戻します。
5回程度で十分です。
胸の前と肩まわりが小さく動けば構いません。肩を後ろへ強く引く必要はありません。
次に一度立ち上がり、数歩歩きます。首だけを動かすより、身体全体の姿勢を変えることを目的にしてください。
頭痛の種類を自己判断だけで決めないことも必要です
肩こりと一緒に起こる頭痛でも、すべてが筋肉の緊張によるものとは限りません。
突然これまでにない強い頭痛が出た、手足のしびれや力の入りにくさがある、ろれつが回りにくい、意識がおかしい、強いめまいや発熱を伴う場合などは、早めに医療機関で確認してください。
頭痛が繰り返し続く場合や、以前とは出方が変わってきた場合も、一度医療機関で相談しておくと安心です。
気圧や肩こりだけだと決めつけないことも大切になります。
くまなん院では頭痛が出るまでの身体の流れも見ます
整骨院元くまなん院では、肩こりと頭痛が一緒に気になる方に対して、首肩の緊張、肩甲骨の動き、呼吸時の上半身の使い方を確認します。頭が痛い場所だけではなく、仕事や家事の中でどの時間帯から肩に力が入り始めるのかも伺いながら施術を進めます。
気圧そのものを変えることはできませんが、天候が変わる前から身体にどの程度負担がたまっているかは確認できます。
次に天気が崩れる日は肩の状態も一緒に見てみてください
雨の予報を見ると、「また頭痛が出るかもしれない」と不安になることもあると思います。
そんな日は天気だけを気にするのではなく、午前中の肩の高さ、首の張り、呼吸のしやすさにも目を向けてみてください。
肩が上がったまま仕事をしていたら一度力を抜く。長く画面を見ていたら立って数歩歩く。息が浅く感じたら、ゆっくり吐く。
気圧は変えられなくても、自分の身体がどれだけ緊張したまま一日を過ごすかは少し調整できます。
肩こりと頭痛がセットになる日を「天気だから仕方ない」と終わらせず、自分の身体のクセを知る機会に変えていきましょう。





















