猫背と巻き肩の違い あなたはどっち?

「姿勢が悪いですね」と言われた時に、自分が猫背なのか巻き肩なのか分からない方はとても多いです。どちらも見た目が似ているため同じように思われがちですが、実は猫背と巻き肩は少し違う状態です。この違いを知らないまま自己流で姿勢を整えようとすると、思ったように肩こりや首の痛みが変わらず、身体の不調を長引かせてしまうことがあります。

特に最近は、スマホを見る時間やデスクワークの増加によって、猫背や巻き肩による肩こり、首こり、背中の張りに悩む方が増えています。さらに、姿勢の崩れは見た目だけの問題ではなく、骨格の歪みや筋肉のコリ、筋肉の神経圧迫、自律神経の乱れにもつながりやすいです。だからこそ、まずは猫背と巻き肩の違いを正しく知ることが大切です。

猫背とはどんな状態なのか

猫背は、背中全体が丸くなり、頭が前に出やすくなっている姿勢を指します。胸よりも背中が強く丸まり、首から背中にかけて大きなカーブができるのが特徴です。この状態になると、肩だけでなく背中や腰にも負担がかかりやすくなります。

猫背が続くと、頭の重さを首や肩で支える形になり、肩こりや首の重だるさが起こりやすくなります。さらに、胸が開きにくくなるため呼吸が浅くなり、自律神経の乱れにつながる方もいます。何となく疲れやすい、集中しにくい、身体が常に重いと感じる方は、猫背が関係している場合も少なくありません。

巻き肩とはどんな状態なのか

巻き肩は、肩が前方に入り込み、内側へ巻くような位置になっている状態です。背中全体が大きく丸くなっていなくても、肩だけが前に入っている方もいます。つまり、巻き肩は肩まわりを中心に起こる姿勢の崩れです。

巻き肩になると、胸の筋肉が縮みやすくなり、その反対に肩甲骨まわりの筋肉がうまく使われにくくなります。その結果、肩こり、首の張り、肩甲骨の内側のだるさが起こりやすくなります。また、腕が上がりにくい、肩が詰まるように感じる、横から見た時に肩の位置が前へ出て見える方は、巻き肩の可能性があります。

猫背と巻き肩の違いはどこにあるのか

猫背と巻き肩の大きな違いは、崩れている中心が背中全体なのか、肩まわりなのかという点です。猫背は背骨の丸まりが強く、頭の位置まで前に出やすい姿勢です。一方で巻き肩は、肩関節が前へ入り、肩甲骨の位置が外へ開きやすくなるのが特徴です。

ただし実際には、この二つが一緒に起きている方も多いです。猫背があることで肩が前に入りやすくなり、巻き肩まで進んでしまうケースもあります。反対に、最初は巻き肩だけだった方が、徐々に背中まで丸くなって猫背が強くなる場合もあります。そのため、自分ではどちらか一つと思っていても、両方が重なっていることは珍しくありません。

あなたはどっち?簡単セルフチェック

まず横から見た時に、耳の位置が肩よりかなり前に出ている方は猫背傾向が考えられます。さらに、背中全体が丸まりやすく、座っている時にすぐ腰まで丸くなる方も猫背の可能性が高いです。

一方で、正面から見た時に肩が内側へ入り、腕が身体より前側についているように見える方は巻き肩傾向があります。仰向けで寝た時に肩が床につきにくい、胸がつまる感じがある方も巻き肩が疑われます。

また、猫背の方は首・背中・腰の広い範囲に不調が出やすく、巻き肩の方は肩前側のつっぱりや肩甲骨まわりの違和感が強く出やすい傾向があります。この違いを知るだけでも、身体の見方がかなり変わります。

猫背と巻き肩を放置するとどうなるのか

猫背や巻き肩をそのままにしていると、見た目の印象だけでなく身体への負担が大きくなっていきます。例えば、肩こりや首こりが慢性化しやすくなり、頭痛や腕のだるさまで感じる方もいます。筋肉のコリが続くことで血流が滞り、筋肉の神経圧迫が起こりやすくなるためです。

さらに、姿勢が崩れることで骨格の歪みが目立ちやすくなり、腰痛や股関節の違和感へ広がることもあります。胸が縮こまり呼吸が浅くなると、自律神経の乱れから眠りの質や疲れやすさにも影響しやすいです。つまり、猫背も巻き肩も、ただの姿勢のクセでは済まないことが多いのです。

改善には肩だけでなく全体を見ることが大切です

猫背や巻き肩を和らげたい時に、肩だけを回す、胸だけを伸ばすというケアだけでは足りない場合があります。なぜなら、原因は肩だけでなく、骨盤の傾き、背骨の動き、肩甲骨の使い方、普段の座り方や立ち方まで関係しているからです。

特に、肩こりが何度も戻る方、ストレッチをしても変化が長続きしない方は、身体全体のバランスを見直すことが大切です。猫背と巻き肩は似ているようで違うため、自分の状態に合った方法で整えていく必要があります。

整骨院元くまなん院でも、猫背なのか巻き肩なのかを表面的に見るだけではなく、首、肩甲骨、骨盤、背骨の動きまで丁寧に確認しながら施術を行っています。肩こりや首こりをくり返さない身体づくりを目指すなら、まずは自分が猫背なのか巻き肩なのか、その違いを知ることから始めてみてください。

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