インナーマッスルと腰痛には深い関係がある?

「腰痛が続くのはインナーマッスルが弱いからですか?」
整骨院元くまなん院でも、こうしたご質問をよくいただきます。

結論からお伝えすると、インナーマッスルと腰痛には深い関係があります。ただし、単純に“弱いから腰痛になる”というわけではありません。そこには骨格の歪みや筋肉の神経圧迫、さらには自律神経の乱れまで関係していることが多いのです。

インナーマッスルとは何か?

インナーマッスルとは、身体の深層部にある筋肉のことを指します。腰痛と関係が深い代表的な筋肉は以下の通りです。

・腹横筋
・多裂筋
・横隔膜
・骨盤底筋群

これらは“天然のコルセット”のように、腰椎や骨盤を内側から安定させています。

インナーマッスルがうまく働いていると、腰への負担は分散され、日常動作でも腰痛が起こりにくい状態になります。

なぜインナーマッスルが腰痛と関係するのか
① 骨格の歪みとの関係

長時間のデスクワークや猫背姿勢が続くと、骨盤が後傾し、骨格の歪みが生じやすくなります。

歪みがある状態では、インナーマッスルが正しく収縮しにくくなります。その結果、表面のアウターマッスルが過剰に働き、筋肉のコリが慢性化し、腰痛へつながることがあります。

② 筋肉の神経圧迫との関係

腰周囲の筋肉が緊張し続けると、神経への圧迫が起こりやすくなります。これが筋肉の神経圧迫です。

インナーマッスルがうまく機能しない状態では、腰椎の安定性が低下し、局所に負担が集中します。その結果、痛みやしびれを感じるケースも見られます。

③ 自律神経の乱れとの関係

慢性的な腰痛が続くと、ストレスが蓄積し、自律神経の乱れが起こりやすくなります。

自律神経が乱れると血流が低下し、筋肉の回復が遅れ、さらに腰痛が長引くという悪循環に入ることがあります。

インナーマッスルは呼吸とも深く関係しているため、浅い呼吸が続くと働きが低下しやすくなります。

鍛えれば腰痛は改善する?

「腹筋を鍛えれば腰痛がなくなる」と思われがちですが、注意が必要です。

骨盤や背骨のバランスが崩れたまま無理に筋トレを行うと、かえって腰痛が悪化することもあります。

まず大切なのは、

・骨格の歪みを整える
・筋肉のコリを緩和する
・神経圧迫を軽減する

その上で、インナーマッスルを“鍛える”よりも“正しく使える状態にする”ことが重要です。

自宅でできるインナーマッスル活性法

腰痛予防としておすすめなのは、強い負荷ではなく、軽い活性化エクササイズです。

●腹式呼吸をゆっくり行う
●仰向けでお腹を軽くへこませるドローイン
●骨盤をニュートラルに保つ意識を持つ

これらはインナーマッスルを自然に目覚めさせる方法です。

腰痛と似た悩みとの違い

腰痛だと思っていても、実は股関節の硬さや胸椎の可動性低下が原因のこともあります。

腰だけを見ていると、インナーマッスル不足と決めつけてしまいがちです。しかし全身の連動を見なければ、本当の原因にはたどり着きにくいものです。

整骨院元くまなん院では、腰痛の背景にある骨盤バランスや筋肉の神経圧迫、自律神経の状態まで総合的に確認しながら施術を行っています。

まとめ

インナーマッスルと腰痛には確かに深い関係があります。しかし、単純に筋力不足だけが原因とは限りません。

骨格の歪み、筋肉の神経圧迫、自律神経の乱れが重なり合い、腰痛が慢性化しているケースも多く見られます。

腰痛を繰り返さないためには、まず整えてから活性化するという順番が大切です。

「鍛える前に整える」
この視点が、長引く腰痛改善への近道になります。

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