股関節脱臼とは?原因と予防のために知っておきたいこと

「歩くと足のつけ根が不安定に感じる」「片足に力が入らない」そんな違和感を感じたことはありませんか?
そのような症状がある場合、股関節の脱臼が関係しているかもしれません。

今回は[整骨院元くまなん院]の視点から、股関節脱臼についてわかりやすく解説していきます。

股関節脱臼とは?
股関節脱臼とは、太ももの骨(大腿骨)の先端が骨盤側のくぼみ(寛骨臼)から外れてしまう状態をいいます。もともと股関節はとても安定した構造をしていますが、強い外力や先天的な要因などでズレてしまうことがあります。

特に以下のようなケースで起こりやすいです。

転倒や事故などによる強い衝撃

乳幼児の先天的な関節のゆるさ(先天性股関節脱臼)

高齢者の転倒による脱臼や骨折を伴う場合

症状としては、足が外を向いてしまう、立てない、歩けない、股関節に強い痛みを感じるなどが挙げられます。

見逃しやすい股関節のサイン
股関節が完全に脱臼していなくても、「亜脱臼」といってズレが生じている場合があります。以下のような症状がある場合は、注意が必要です。

片足だけ違和感がある

足の長さが左右で異なるように感じる

座った姿勢から立ち上がるときに股関節に引っかかりを感じる

歩いているときに足の運びがスムーズでない

こうしたサインは、股関節まわりの筋肉バランスが乱れていたり、関節に無理がかかっているサインでもあります。

整骨の視点でできるケアと予防
[整骨院元くまなん院]では、股関節脱臼やそのリスクがある方に対して、股関節まわりの筋肉をやさしく整えるケアを行っています。とくに注目すべきポイントは以下の3つです。

1. 骨盤と股関節のバランスを整える
骨盤がゆがむと、股関節の位置もズレやすくなります。まずは骨盤の傾きを整え、左右均等に体重をかけられる状態を目指します。

2. 太もも・お尻の筋肉を柔らかく保つ
股関節を支える筋肉が固くなると、可動域が狭まり、脱臼や炎症の原因になります。ストレッチや軽い体操で、股関節の動きをサポートする筋肉を柔らかく保つことが重要です。

3. 再発予防のための日常習慣の見直し
片足に偏って体重をかける、足を組む、長時間同じ姿勢で過ごすといった生活習慣も股関節への負担につながります。無意識のクセを見直し、バランスよく体を使うことが再発予防につながります。

早めの対処が大切です
「少し違和感があるけど、そのうち治るかな」と思っているうちに、関節のズレが進んでしまうこともあります。股関節は身体を支える重要な部分だからこそ、日常の小さな不調にも耳を傾けてあげてください。

[整骨院元くまなん院]では、無理のないやさしい施術を通して、身体全体のバランスを整えるお手伝いをしています。「足のつけ根に違和感がある」「歩き方が気になる」という方は、お早めにご相談ください。

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