EMSで肩こり解消?気になる効果と注意点
デスクワークやスマートフォンの使用が当たり前になった今、肩こりに悩む方は年々増えています。そんな中で注目を集めているのが「EMS(Electrical Muscle Stimulation)」と呼ばれる電気刺激を使った筋肉のケア機器です。今回は、EMSが肩こりにどのような影響を与えるのか、そして整骨院元くまなん院の視点からその効果と注意点をわかりやすく解説します。
EMSってなに?
EMSとは、電気の刺激によって筋肉を収縮させる機械のことを指します。筋肉トレーニングの補助やリハビリで使われることも多く、最近では家庭用機器としても広く普及しています。特に「ながらケア」ができるという手軽さが人気の理由です。
肩こりにEMSは効くの?
EMSによって筋肉が動くと、血流が促進されることが期待できます。肩まわりの筋肉が固まってしまっている場合、EMSで優しく動かすことでコリの緩和につながることもあります。特に長時間同じ姿勢でいることで肩まわりが硬くなる方には、軽い刺激を与えることでリフレッシュ効果が得られることがあります。
ただし、これには「一時的な緩和」であるという側面もあります。肩こりの根本原因が姿勢の崩れや筋力低下、骨格のバランスの乱れにある場合、EMSだけで根本的な改善を目指すのは難しいといえます。
EMSを使う際の注意点
EMSはとても便利な機器ですが、使用にはいくつかの注意点があります。
強すぎる刺激は逆効果になることも
肩まわりの筋肉はデリケートな部分です。設定を強くしすぎると、かえって筋肉が緊張し痛みを感じるケースもあります。
痛みやしびれがあるときは使用を避ける
すでに強い痛みやしびれがある場合、無理にEMSを使うことは避けましょう。症状が悪化することがあります。
効果を感じない場合は他のアプローチも考える
EMSを使っても改善が見られない、もしくはすぐ戻ってしまう場合は、骨盤や背骨のバランス、インナーマッスルの状態など、別の要因が隠れているかもしれません。
肩こりは“組み合わせ”がカギ
整骨院元くまなん院では、EMSだけに頼るのではなく、手技による筋肉のほぐしや骨格の調整、姿勢指導、セルフケアの提案を組み合わせて、肩こりの本質にアプローチしています。EMSを取り入れることもありますが、それはあくまでも「補助的な手段」としての活用です。
まとめ
EMSは肩まわりの筋肉を動かすことで血流を促し、一時的な肩こりの緩和につながることがあります。ただし、使い方や体の状態によっては十分な効果が得られなかったり、逆効果になることもあるため注意が必要です。慢性的な肩こりにお悩みの方は、EMSだけに頼らず、整骨院元くまなん院のように全身のバランスを見ながら丁寧にケアしていくことをおすすめします。