手足の冷え・ほてりが続く…交感神経の働きすぎが原因?

「手足がいつも冷たいのに、急にほてる」「寝る前になると足がポカポカして寝つけない」──そんな不調に悩む方が増えています。整骨院元くまなん院にも、冷えとほてりが交互に続き、日常生活に支障を感じて来院される方が多くいらっしゃいます。この症状の背景には、自律神経とくに“交感神経が働きすぎている状態”が深く関わっています。今回は、冷えとほてりが続く原因と、整骨院でできる改善のポイントを分かりやすく解説します。

■ 手足の冷え・ほてりと交感神経の関係
① 交感神経が働きすぎると血管が収縮する

交感神経は身体を活動モードにする神経で、働きすぎると血管が細くなり、手足の血流が低下します。血流が滞ることで手足が冷えやすくなり、その後に血管が一気に広がるタイミングで“ほてり”を感じることがあります。

② 筋肉のコリが冷えを悪化させる

肩こり・腰のコリ・首コリなどの筋肉の緊張が強いと、血管が圧迫され、手足の末端まで温かい血液が届きにくくなります。筋肉のコリは交感神経の働きをさらに高めてしまうため、冷えとほてりの悪循環が続きやすい状態です。

③ 骨格の歪みが自律神経を乱す

姿勢の崩れや骨格の歪みがあると、背骨まわりの自律神経が刺激されやすくなります。特に猫背や巻き肩は呼吸が浅くなり、交感神経が優位になりやすいため、冷え・ほてりを繰り返しやすくなります。

■ 冷えとほてりが続く人に見られる特徴

・寝つきが悪い
・日中ずっと緊張しやすい
・肩甲骨まわりが硬い
・気温差で症状が出やすい
・手足の湿度が変わりやすい

これらは自律神経が乱れているサインで、身体の内側からケアする必要があります。

■ 整骨院で整えるポイント
① 背骨と骨盤のバランス調整

自律神経は背骨に沿って走っています。背骨や骨盤が歪むと交感神経が過剰に働きやすくなり、冷え・ほてりの症状が続きやすくなります。整骨院元くまなん院では、姿勢や骨格の歪みを確認しながら、無理のない施術で自律神経が整いやすい状態へ導いていきます。

② 首・肩・肩甲骨まわりの筋緊張を緩める

首肩の筋肉のコリが和らぐと血流が改善し、交感神経の緊張も落ち着きやすくなります。強く押すのではなく、深層の筋肉を緩和し、神経の圧迫を軽減するアプローチが重要です。

③ 呼吸が深くなる姿勢づくり

呼吸が浅いと交感神経が優位になり、自律神経の乱れにつながります。胸が開き、肩甲骨が動く姿勢をつくることで、呼吸がスムーズになり、冷えの改善にもつながります。

④ 血流を整える習慣のアドバイス

施術後は以下の習慣を取り入れると冷えが緩和しやすくなります。
・入浴で身体を温める
・ゆっくり深呼吸を行う
・スマホ姿勢を見直す
・ふくらはぎ・太ももの軽いストレッチ

生活習慣と施術を組み合わせることで、自律神経が安定しやすい状態へ近づきます。

■ 似た悩みを持つ方に多い症状

・手足のしびれ
・首肩の重さ
・天気で不調が出る
・めまい・頭痛
・全身の倦怠感

冷えとほてり以外の症状が重なる場合、自律神経の乱れや筋肉の緊張が強く関わっている可能性があります。

■ まとめ

手足の冷えやほてりが続く背景には、交感神経の働きすぎや筋肉のコリ、骨格の歪みが深く関係しています。特に冷えとほてりを繰り返す方は、自律神経のバランスが乱れ、身体が休まらない状態になっていることが多いです。

整骨院元くまなん院では、背骨・骨盤・首肩のバランスを整え、筋肉の緊張を緩めることで、冷えやほてりが和らぐ身体づくりをサポートしています。小さな不調のうちに整えることが改善への近道です。

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