夕方の足がパンパン… 立ち仕事の人ができるむくみケア

立ち仕事が続くと、夕方にはふくらはぎが重くなり、靴がきつく感じるほどパンパンになることがあります。整骨院元くまなん院にも「帰る頃には脚がだるくて歩くのがつらい」というご相談が多く寄せられます。

今回は、10年以上にわたり15000人以上の身体をみてきた柔道整復師の視点から、立ち仕事でむくみやすい理由と、その場でできる簡単ケア、帰宅後のリセット方法までわかりやすくまとめました。

立ち仕事でむくみが起こりやすい理由

長時間立ちっぱなしが続くと、ふくらはぎの筋肉が十分に動かず、血流やリンパの流れが滞りやすくなります。ふくらはぎは「第二の心臓」と言われるほど循環に関わる大切な場所で、ここが動かないと下半身に水分が溜まりやすくなります。

さらに、

同じ姿勢のまま動かない

靴やインソールが合っていない

冷えやすい職場環境

姿勢の癖による偏った負担

などが重なることでむくみが強くなるケースも多いです。

こうした状態が続くと、夕方の脚がパンパンになり、重だるさが慢性化しやすくなります。

職場でできる!立ち仕事のむくみ予防ケア

むくみは「その場で小まめに流れを作ること」がポイントです。立ち仕事中でも簡単にできる方法をまとめました。

● ① かかと上げ下げ(1分)

つま先は床に残したまま、かかとだけを上下に動かします。ふくらはぎがポンプの役割を果たし、脚が温まりやすくなります。

● ② 足首をぐるぐる回す

休憩中に片足だけ浮かせて足首を外回し・内回し。それぞれ10回ほどでOKです。足首が動くと血流がスッと流れやすくなります。

● ③ 太もも前を軽く伸ばす

片足を後ろに引き、膝を軽く曲げて太もも前を伸ばします。姿勢の乱れが整い、下半身の負担を軽減できます。

● ④ つま先で立つ時間を作る

作業の合間に5秒だけ背伸びをするだけでも、むくみ予防に役立ちます。

帰宅後にやってほしいむくみリセット法

仕事が終わった後は、むくみが溜まった脚をリセットする時間を作ることが大切です。

● ① ふくらはぎをやさしくほぐす

指先でふくらはぎを下から上へさするように流すと、脚が軽く感じやすくなります。

● ② 足湯・湯船で温める

温めることで血流が促され、溜まっていた水分が流れやすくなります。冷えやすい方ほど効果が出やすいケアです。

● ③ お尻・太もも裏のストレッチ

下半身の筋肉が硬いと、脚に水分が溜まりやすい状態が続きます。
軽く伸ばすだけでも翌朝の脚の軽さが大きく変わります。

靴・姿勢の見直しも大切

立ち仕事の方の中には、合わない靴や姿勢の崩れがむくみを悪化させている場合があります。

つま先が窮屈な靴

クッション性のないインソール

片足に重心が偏る立ち癖

このような要因があると、むくみだけでなく腰や骨盤にも負担が出やすくなります。

整骨院元くまなん院でも、足のアーチや姿勢のクセを確認しながら負担の少ない立ち方をお伝えすることで、むくみや疲れが軽くなる方が多いです。

まとめ

立ち仕事で起こる夕方の脚のパンパン感は、ふくらはぎの筋肉が動かず血流が停滞してしまうことが大きな原因です。
日中に小さなケアを取り入れ、帰宅後にむくみをリセットする習慣を続けることで、脚は驚くほど軽く感じられるようになります。

整骨院元くまなん院では、むくみにくい身体づくりのサポートも行っていますので、脚の重さが続く方は気軽にご相談ください。
無理のないケアを積み重ねれば、立ち仕事でもラクに過ごせる体を目指せます。

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