気圧の変化と血流の関係 天気で変わる腰の痛み

雨の日や天気が崩れる前になると腰の重さが強くなり、朝起きた時に腰がこわばるように感じる方は少なくありません。整骨院元くまなん院でも「天気が近づくと必ず腰がつらくなる」というご相談を多くいただきます。
今回は、気圧と血流の関係から、なぜ天気で腰の不快感が強くなるのか、そして日常で意識すると楽になりやすいポイントを、10年以上にわたり15000人以上の身体をみてきた柔道整復師の視点でまとめてみます。

なぜ天気が悪いと腰がつらくなるのか?

天気が崩れる前は気圧が下がり、体の中では自律神経が影響を受けやすくなります。自律神経が乱れやすい状態になると、筋肉がこわばりやすくなり、血流も滞りがちになります。

腰まわりは大きな筋肉が集まる場所のため、血流が低下すると疲労が抜けにくくなり、普段より重だるさが出やすくなります。また、気圧が下がると体内の水分バランスも変わりやすく、むくみや冷えが強くなることで腰の筋肉にさらに負担がかかる場合があります。

血流の低下が腰に与える影響

血流が悪くなると、筋肉に酸素が届きにくくなり、緊張状態が続きます。これが腰の重さや朝のこわばりにつながります。

特に気圧の変化が大きい日は、

腰まわりが張りやすい

足の冷えが強くなる

朝にスムーズに起きられない

立ち上がる時に違和感が出やすい

といった傾向がみられます。

整骨院元くまなん院でも、このタイミングで腰の相談が増えることが多く、気圧と身体の反応は深くつながっていると感じます。

整骨院で行うサポート内容

気圧の影響で腰がこわばりやすい方には、まず腰まわりの筋肉の硬さや姿勢のクセ、普段の使い方を細かく確認します。
気圧に左右されやすいタイプの方は、筋肉が疲れやすい状態や、姿勢の偏りによって血流が滞りやすくなっているケースが多いです。

整骨院元くまなん院では、腰の筋肉をやさしくゆるめ、血流が整いやすい状態へ導きながら、呼吸のしやすさや骨盤まわりの動きも確認します。これにより気圧の変化を受けにくい身体づくりにつながりやすくなります。

天気による腰の重さを軽くするコツ
① 深い呼吸を意識して自律神経を整える

気圧の変化で乱れやすい自律神経には、ゆっくりした腹式呼吸が効果的です。吸うより吐く時間を長くすると、筋肉の緊張がやわらぎやすくなります。

② 腰まわりを温めて血流を促す

腰が冷えると筋肉がこわばりやすく、気圧の影響をさらに受けやすい状態になります。腰やお腹まわりを温めると動きが軽く感じやすくなります。

③ 太ももやお尻の筋肉をほぐす

腰への負担は、実は下半身の硬さが原因になることもあります。太もも前やお尻をゆっくり伸ばすだけでも腰のこわばりがやわらぎやすくなります。

まとめ

気圧が変わると血流や筋肉の状態が乱れやすく、腰の重さやこわばりにつながることがあります。
天気に左右される方は、日常のケアとともに身体のバランスを整えていくことで、雨の日でも楽に過ごせるようになるケースが多いです。

整骨院元くまなん院では、気圧の変化で腰がつらくなる方へのサポートも行っていますので、気になる方は早めに身体を整えてみてください。

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