立っても座っても腰が痛い!原因と改善方法をタイプ別に解説
「立っていても腰が痛い…」「座ってもつらくて落ち着かない…」そんな悩みを抱えていませんか?
腰の痛みは、姿勢や筋肉の使い方、体のゆがみなどが複雑に関係しています。どちらの姿勢でも痛みが出る場合は、腰だけでなく骨盤や股関節、太ももまわりの筋肉にも原因が隠れていることが多いです。
ここでは、整骨院元くまなん院の経験から、立っても座っても腰が痛い方の原因とタイプ別の改善方法を分かりやすく解説します。
■ 立っていると腰が痛いタイプ
立ち姿勢で腰が痛くなる方は、背中や腰の筋肉が「常に引っ張られている状態」になっていることが多いです。
長時間立ちっぱなしの仕事や家事をしている方は、背中が反りすぎる「反り腰」や、骨盤が前に傾く姿勢が原因になりやすい傾向があります。
改善ポイント:
背中を反らさず、おへそを軽く引き上げるように立つ
膝をピンと伸ばさず、少しだけゆとりをもたせる
ふくらはぎやもも裏のストレッチを毎日行う
筋肉のバランスが整うことで、腰への負担が分散され、長時間立ってもラクな姿勢を保てるようになります。
■ 座っていると腰が痛いタイプ
デスクワークや車の運転など、座る時間が長い人に多いのがこのタイプです。
座っている間は骨盤が後ろに傾き、腰の自然なカーブ(S字カーブ)が失われやすくなります。その結果、腰の筋肉が伸ばされ続けて疲労がたまり、痛みを感じやすくなります。
改善ポイント:
背もたれに頼りすぎず、骨盤を立てて座る
座面の奥に深く腰を入れ、背筋を伸ばす
30分に一度は立ち上がり、軽く体を動かす
また、椅子の高さも重要です。膝と股関節がほぼ同じ高さになるよう調整すると、骨盤が安定して腰の負担が軽くなります。
■ 立っても座っても痛いタイプ
どちらの姿勢でも腰が痛い場合、骨盤や背骨のゆがみが進んでいる可能性があります。
また、腰を支える「体幹(腹筋・背筋)」が弱くなっていると、どんな姿勢でも腰が不安定になり痛みを感じやすくなります。
改善ポイント:
骨盤のゆがみを整えるストレッチや軽い運動を取り入れる
お腹を意識して呼吸する“腹式呼吸”で体幹を安定させる
無理のない範囲でウォーキングや軽いスクワットを行う
体幹を支える筋肉がしっかり働くようになると、自然と腰の負担が減り、どの姿勢でも快適に過ごせるようになります。
■ 整骨院でのアプローチ
整骨院元くまなん院では、痛みの原因を姿勢・筋肉・骨格のバランスから丁寧に確認し、腰への負担を減らす施術を行っています。
一時的に楽になるだけでなく、「立つ」「座る」「歩く」といった日常動作そのものをラクにしていくことを大切にしています。
■ まとめ
立っても座っても腰が痛い時は、体のどこかに「バランスの崩れ」が起きているサインです。
自分のタイプを知り、姿勢の見直しや体幹の強化を少しずつ取り入れていきましょう。
それでも改善しにくい場合は、整骨院元くまなん院で専門的なチェックを受け、腰に負担のかからない体づくりを一緒に目指していきましょう。