片頭痛と緊張型頭痛の見分け方
頭痛に悩む方の多くが「これは片頭痛なのか?緊張型頭痛なのか?」と迷われます。実はこの二つは原因や特徴が異なるため、正しく見分けることが改善への第一歩になります。今回は整骨院元くまなん院の視点から、片頭痛と緊張型頭痛の違いとセルフチェックのポイントをご紹介します。
◆片頭痛の特徴
片頭痛は脳の血管が拡張することで起こりやすいタイプです。
痛み方:ズキズキと脈打つような痛み
痛む場所:片側に出ることが多い
誘因:寝不足、ストレス、気圧や天候の変化、女性ホルモンの影響など
随伴症状:吐き気、光や音に敏感になる
持続時間:数時間~数日続くこともある
◆緊張型頭痛の特徴
緊張型頭痛は首や肩の筋肉の緊張によって血流が悪くなり起こるタイプです。
痛み方:締め付けられるような重だるい痛み
痛む場所:頭全体、後頭部、こめかみなど広範囲
誘因:長時間のデスクワーク、猫背、ストレス、目の疲れ
随伴症状:めまいや吐き気は少ないが、肩こりを伴うことが多い
持続時間:30分程度~数時間、慢性的に続くこともある
◆セルフチェックのポイント
ズキズキして光や音がつらい → 片頭痛の可能性
締め付けられるような重さが続く → 緊張型頭痛の可能性
天候や気圧の変化で悪化する → 片頭痛に多い
長時間同じ姿勢で悪化する → 緊張型頭痛に多い
◆セルフケアの違い
片頭痛の場合:暗い静かな場所で休む、こめかみを冷やす
緊張型頭痛の場合:首や肩を温める、軽いストレッチで血流を促す
◆まとめ
片頭痛と緊張型頭痛は「痛みの質」や「きっかけ」が異なります。ご自身の頭痛の特徴を知ることで、正しいセルフケアにつながります。
それでも「どちらか分からない」「痛みが強くて生活に支障がある」という場合は、自己判断せずに専門機関へ相談することをおすすめします。整骨院元くまなん院では、首や肩の緊張をやわらげる施術や日常生活でのアドバイスを行い、頭痛の軽減をサポートしています。