肩こり改善のプロが伝える本当に効くケア方法
デスクワークやスマホの長時間使用で、肩まわりがガチガチ…そんな悩みを抱える方は少なくありません。実は、肩こりは一時的なマッサージや湿布だけでは、根本的な改善に繋がらないことが多いです。
今回は、10年以上にわたって15000人以上の体をケアしてきた整骨のプロとして、「本当に効く肩こりケア方法」を分かりやすくお伝えします。
なぜ肩こりは繰り返すのか?
肩こりは筋肉の疲労だけでなく、「姿勢」や「動作の癖」が大きく関係しています。とくに多いのが以下のパターンです。
猫背になりやすいデスク姿勢
顔を前に突き出すようなスマホの見方
肩をすくめるクセがある
これらが続くことで、首から肩、背中にかけて筋肉が常に緊張した状態になり、血流が悪くなります。その結果、肩の重だるさや頭痛、ひどい場合には腕のしびれまで引き起こすこともあるのです。
本当に効くケア①【肩甲骨を動かす習慣をつくる】
肩こりに悩む多くの方に共通するのが、「肩甲骨がうまく動いていない」ことです。肩甲骨まわりが固まると、肩を支える筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋など)に過度な負担がかかり、こりが慢性化しやすくなります。
簡単エクササイズ:
背筋を伸ばして椅子に座る
両肩を上にすくめるように持ち上げ、3秒キープ
肩を後ろ回しに大きくゆっくり回す(5回)
1日2セットでも、続けることで肩甲骨まわりの柔軟性が上がり、こりにくい体に近づいていきます。
本当に効くケア②【呼吸を見直す】
肩がこる方の多くが、「浅い呼吸」になっています。浅い呼吸は胸式呼吸になりがちで、肩の筋肉ばかりが使われてしまい、緊張が抜けにくくなります。
おすすめの腹式呼吸:
仰向けで寝て、お腹に手を当てる
鼻からゆっくり息を吸いながら、お腹が膨らむのを確認
口からゆっくり息を吐き、お腹がへこむのを感じる
この呼吸を1分でも続けるだけで、副交感神経が優位になり、全身の緊張が緩みます。肩のこり感も軽くなることがよくあります。
本当に効くケア③【整骨院で姿勢と動きを整える】
肩こりが長期間続いていたり、セルフケアではなかなか変化がないと感じている方は、「姿勢」と「骨格のバランス」自体に原因があることも考えられます。
整骨院元くまなん院では、
骨盤の傾きや背骨のゆがみのチェック
筋肉の柔軟性とバランスの評価
正しい動作への誘導とセルフケア指導
など、一人ひとりの状態に合わせたケアを行っています。自分では気づかない原因が明らかになることで、再発しない体づくりにもつながっていきます。
肩こりを改善するために「生活習慣の見直し」も大切
最後にお伝えしたいのは、「1回のケアで肩こりが完全になくなる」ことは稀だということです。長年積み重ねた体のクセは、少しずつ整えていく必要があります。
1時間に1度は肩を回す
寝具の高さ(枕や敷布団)を見直す
スマホは顔の高さで見る
など、日常生活での小さな工夫が、肩こり改善の近道になります。
まとめ
肩こりを改善するためには、「表面的なマッサージ」だけでなく、「根本の姿勢や呼吸」「生活習慣」まで見直すことが大切です。肩甲骨をしっかり動かすことや、整骨院元くまなん院での専門的なケアを取り入れることで、慢性的なこりから解放される方もたくさんいらっしゃいます。
「もう仕方がない」とあきらめる前に、できることから始めてみましょう。