絶対にやってはいけない腰痛ストレッチとは?腰を守るために知っておくべき注意点

「腰が痛いからストレッチしよう」と思って、なんとなくネットや動画を見ながらストレッチをしていませんか?
実は、そのストレッチが腰痛を悪化させてしまう原因になっていることも少なくありません。今回は、腰痛のときに絶対に避けたいストレッチと、その理由についてお伝えします。

■ 腰痛時に“絶対NG”なストレッチとは?
以下のようなストレッチは、腰をさらに痛めてしまう可能性があるため注意が必要です。

① 腰を強く反らせるストレッチ(背中反り)
ヨガの「コブラのポーズ」のように、うつ伏せから上半身を反らせるストレッチは、椎間板に大きな負担をかけてしまいます。
とくに椎間板ヘルニア傾向がある方や、腰の前側に詰まりを感じる方には危険です。

② 座って前屈するストレッチ(ハムストリングばかり伸ばす)
イスに座って前屈するストレッチも要注意。
一見、腰が伸びて気持ちよく感じるかもしれませんが、腰の筋肉や靭帯に過剰な引き伸ばしの負荷がかかってしまいます。
これにより、筋肉の防御反応が起こり、かえって腰の張りや痛みが増すこともあります。

③ 無理にひねるストレッチ(ツイスト系)
仰向けや座った状態で腰を強くひねるストレッチは、仙腸関節や椎間関節を痛めるリスクが高まります。
腰痛の原因が分かっていない段階でこうした動きをすると、症状が長引く原因にもなりかねません。

■ なぜ痛めてしまうのか?
腰痛の原因は人によって違いますが、共通して言えるのは「痛めている組織に負担をかけないこと」が基本です。
無理に動かすことで、炎症が悪化したり、別の部位まで負担が広がることもあります。
ストレッチ=いいこと、という思い込みが危険を招くのです。

■ 痛みがあるときの正しい対処法
腰痛があるときは、まず以下のようなことを意識してください。

無理な動きは避けて、体を温めることを優先する

呼吸を止めずに行える範囲の軽い動きから始める

ストレッチよりも“骨盤を安定させる筋肉”をゆるめる意識を持つ

不安がある場合は整骨院元くまなん院など専門家に相談する

自分では「良かれと思ってやった」ストレッチでも、身体の状態に合っていないと逆効果になることがあります。
とくに朝や仕事終わりなど、体が固くなっている時間帯は注意が必要です。

■ まとめ
腰痛のときにやってはいけないストレッチは意外と多くあります。特に反らす・ひねる・強く伸ばすといった動きは、痛みを悪化させる危険があります。
ストレッチをする前に、自分の腰の状態を知ることが何よりも大切です。
「何をしても楽にならない」と感じたときは、整骨院元くまなん院までお気軽にご相談ください。あなたの腰に合った、安全で効果的なケアをご提案いたします。

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