腰が痛い!腰椎分離症かも?原因や症状について解説します

腰痛に悩んでいる方はとても多いですが、その中に「腰椎分離症」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
腰椎分離症は特定の年代やスポーツをしている方に多くみられる特徴的な腰の不調です。
今回は、10年以上にわたり15000人以上の身体をサポートしてきた柔道整復師の視点から、腰椎分離症について分かりやすく解説していきます。
整骨院元くまなん院でもよくご相談いただく症状ですので、参考にしていただけると嬉しいです。

腰椎分離症とは?
腰椎分離症とは、腰の骨の一部に亀裂が入り、骨が完全につながっていない状態を指します。
特に10代の成長期の子どもたちに多くみられる傾向があります。
この時期は骨がまだ柔らかく、運動量が多いことが影響していると考えられています。
また、スポーツの中でも特に腰を反らす動きや、ひねる動きが多い競技をしている方にリスクが高まります。

腰椎分離症の原因について
腰椎分離症が起こる主な原因は、繰り返される小さな衝撃です。
ジャンプ動作や腰を大きく反らす動き、急なひねりなどが何度も加わることで、腰椎の後方部分にストレスが集中してしまいます。
その結果、徐々に骨に亀裂が入り、分離が進んでいきます。

一度だけ強い力が加わったことで発生することはあまり多くありません。
むしろ、毎日の練習や試合の中で少しずつダメージが蓄積していくことが多いため、自覚症状がないまま進行してしまうケースもあります。

腰椎分離症の症状
腰椎分離症の症状は、腰のだるさや痛みが中心です。
特に長時間立っていたり、腰を反らす動作をしたときに痛みを感じやすくなります。
また、運動後に腰に疲労感が残る場合や、朝起きたときに腰が重たく感じる場合も注意が必要です。

ただし、初期の段階では痛みが軽く、気づかれにくいこともあります。
痛みを無視してスポーツを続けてしまうと、分離が進んでしまい、腰の安定性が損なわれる恐れも出てきます。

腰椎分離症の診断方法
腰椎分離症の診断には、医療機関での画像検査が必要です。
通常、X線検査(レントゲン)によって腰椎の亀裂を確認します。
初期の段階では通常のレントゲンでは見つかりにくいこともあるため、必要に応じてCTやMRI検査が行われることもあります。

整骨院元くまなん院でも、問診や動作テストを通じて腰の状態を詳しくチェックし、必要に応じて医療機関での検査をお勧めしています。
早期に発見し、適切な対応をすることがとても大切です。

まとめ
腰椎分離症は、特に成長期の若い世代やスポーツをする方に多く見られる腰の不調です。
原因は繰り返しの小さな衝撃によるもので、初期症状は腰のだるさや軽い痛みであることが多いため、見逃してしまいがちです。
長引く腰の違和感や痛みがある場合は、無理をせずに身体の専門家に相談することをおすすめします。

整骨院元くまなん院では、腰椎分離症に対しても、無理のない身体づくりをサポートしています。
早めに適切なケアを取り入れて、快適な毎日を取り戻しましょう。

ご予約・お問い合わせ

ご予約・お問い合わせ お問い合わせ LINE LINE