辛い腰痛と体のしびれ。原因としびれに有効なストレッチをご紹介
腰の重だるさや痛みに加えて、足先や太ももにかけてピリピリとした感覚が続いている…。そんな「しびれ」をともなう腰の不調に悩まされている方が、ここ最近増えてきた印象を受けます。日常生活の中でも違和感を覚える場面が増えるため、早めの対策がとても大切です。
整骨院元くまなん院では、腰痛だけでなくしびれに対しても、日常の姿勢や動作のクセを細かく確認しながらアプローチを行っています。今回は、腰痛としびれの関係や、無理なく行えるストレッチ方法についてご紹介いたします。
腰痛にしびれをともなう原因とは
まず、腰の痛みとしびれが同時に現れている場合、体の深いところに負担がかかっている可能性が考えられます。特に、腰から足にかけての神経が圧迫されたり、筋肉の緊張によって血流が滞っている状態が影響しやすくなります。
こうしたケースでは、「坐骨神経」と呼ばれる大きな神経が関係していることが多く、腰の筋肉やお尻の筋肉が過度にこわばることで、神経に負担がかかってしまいます。その結果、足のしびれや違和感が続いてしまうような状態に繋がってしまいます。
また、長時間座っている姿勢や、前かがみの体勢が続くことも、腰への圧迫を強めてしまうため注意が必要です。特にデスクワークや車の運転が多い方は、無意識のうちに筋肉が硬くなってしまい、違和感を強く感じることもあります。
しびれをやわらげるために大切なこと
しびれがあると、「動かさない方がよいのでは…」と感じる方もいらっしゃいます。しかし実際には、やさしく筋肉を動かしていくことで、血流の流れを促しやすくなり、不快感がやわらいでくるケースも多く見られます。
もちろん、急激な動きや反動をつけたストレッチは避けた方がよいですが、毎日少しずつ、心地よい範囲で体を動かしてあげることが、体をリセットするきっかけにつながります。
ご自宅でもできるやさしいストレッチ方法
ここでは、腰からお尻にかけての筋肉をゆるめ、しびれの原因となる緊張を和らげるストレッチを2つご紹介します。どちらも道具を使わず、畳一畳ほどのスペースがあれば行うことができます。
1. 仰向けでのひざ抱えストレッチ
・床に仰向けになり、両ひざを曲げて胸に引き寄せます。
・両手で膝を抱えたまま、深呼吸をしながら20〜30秒キープします。
・腰のまわりが伸びていることを感じながら、ゆっくり行ってください。
2. お尻まわりの筋肉をほぐすストレッチ
・仰向けになった状態で、右足首を左ひざの上に乗せて、数字の「4」のような形にします。
・そのまま左足を抱えるようにして、両手で太ももの裏を持ち、ゆっくりと胸に引き寄せていきます。
・お尻の奥の筋肉がやさしく伸びている感覚を意識しながら、20秒ほどキープします。反対側も同様に行ってください。
これらの動きは、神経の通り道に影響を与える筋肉をゆるめるために役立ちます。無理せず、痛みや不快感を感じない範囲で、ゆっくりと呼吸を意識しながら行うことがポイントです。
整骨院でのサポートでより快適な状態へ
整骨院元くまなん院では、お身体の状態に合わせたやさしい施術や、姿勢・動作のクセをチェックしながら、腰まわりの緊張をやわらげていくサポートを行っています。症状の出方や原因は人それぞれ異なりますので、ひとりひとりのお悩みに合わせたアドバイスをお伝えすることを大切にしています。
また、ストレッチや座り方の工夫など、ご自宅でできるケア方法もあわせてお伝えしていますので、継続的に取り組んでいただくことで、身体が整いやすくなっていきます。
腰の痛みとしびれが同時に続くと、不安を感じやすくなってしまいます。ですが、日々の動作や姿勢を少し見直すことで、体はゆっくりと快方に向かっていきます。
「最近、足先がじんわりする」「長く座っていると腰が重くなってくる」といったサインに気づいたときは、どうぞお気軽に整骨院元くまなん院へご相談ください。あなたのお身体に合わせた、やさしいケアでお手伝いさせていただきます。