僧帽筋周辺がこり固まるとかなり酷い肩こりに悩まされます。その改善方法は?
日常生活の中で肩こりを感じることはありませんか?特に、肩の中央から首にかけて広がる「僧帽筋」がこり固まると、強い不快感や痛みにつながることが多いです。デスクワークやスマートフォンの使用が増える現代では、この部分の負担が大きくなりやすく、気づかないうちにこわばってしまうこともあります。今回は、僧帽筋周辺がこり固まる原因や、その影響、そして快適な状態を保つための方法について詳しく解説します。
僧帽筋とは?こり固まるとどうなるのか
僧帽筋は、首から肩、背中の上部にかけて広がる大きな筋肉です。この筋肉は、首や肩を支えたり、腕を動かしたりする役割を持っています。しかし、長時間同じ姿勢が続いたり、無理な力が加わったりすると、血流が滞りやすくなり、筋肉が硬くなってしまいます。
僧帽筋がこり固まると、次のような影響が出やすくなります。
首や肩の重だるさや痛み
頭痛やめまい
腕のしびれ
姿勢の崩れ
これらの不調が続くと、日常生活の質が低下してしまうため、早めの対策が重要です。
僧帽筋がこり固まる主な原因
1. 長時間の同じ姿勢
デスクワークやスマートフォンの使用で、肩や首を動かさずに長時間過ごすことが多いと、筋肉が硬直しやすくなります。
2. 無理な力のかかり方
重い荷物を片側だけで持ち続ける、肩をすくめる癖があるなど、日常的に偏った力がかかると、筋肉が疲れやすくなります。
3. 血流の悪化
ストレスや冷えによって血流が滞ると、筋肉に十分な酸素や栄養が行き届かず、こり固まりやすくなります。
僧帽筋のこりを和らげる方法
1. 肩甲骨を意識したストレッチ
肩を大きく回したり、肩甲骨を寄せる動きを取り入れることで、血流が促進されやすくなります。たとえば、両肩をゆっくりすくめた後、力を抜いてストンと落とす動作を繰り返すと、緊張をほぐしやすくなります。
2. 温める習慣をつける
お風呂に浸かったり、ホットタオルを首や肩に当てたりすることで、血行が良くなり、筋肉がほぐれやすくなります。
3. 正しい姿勢を意識する
猫背や巻き肩の状態が続くと、僧帽筋に負担がかかりやすくなります。座る際は、背筋を伸ばし、耳・肩・腰が一直線上に並ぶ姿勢を意識すると良いでしょう。
4. 適度な運動を取り入れる
軽いウォーキングや、腕を大きく振る動作を行うことで、肩周りの血流が良くなり、筋肉の緊張が和らぎます。
まとめ
僧帽筋周辺がこり固まると、肩こりだけでなく、頭痛や姿勢の乱れにもつながる可能性があります。日頃の習慣を見直し、こまめにストレッチをしたり、血流を良くしたりすることが大切です。整骨院元くまなん院では、肩のこりに関するお悩みについてのアドバイスを行っていますので、お気軽にご相談ください。