様々な役割を持つ重要な筋肉、骨盤底筋のトレーニング方法を紹介！

骨盤底筋は、骨盤の底を覆うように存在する筋肉群で、体のバランスを保つために重要な役割を担っています。姿勢を支えるだけでなく、内臓を正しい位置に保持したり、排泄や呼吸といった基本的な体の機能にも関与します。この筋肉が弱ると、体にさまざまな不調が現れることがあります。ここでは、骨盤底筋の役割と簡単なトレーニング方法を紹介します。

骨盤底筋の主な役割
内臓のサポート
骨盤底筋は、膀胱や腸、子宮などの内臓を支えています。この筋肉が弱ると、臓器が下がりやすくなり、不快感や健康リスクが生じる場合があります。

姿勢の安定
骨盤底筋は、腰回りの他の筋肉と連携して体の安定を保ちます。筋力が低下すると、腰痛や姿勢の崩れが起こりやすくなります。

排泄機能のサポート
尿や便のコントロールを助ける役割も担っています。この部分の筋力が弱まると、尿漏れなどのトラブルに繋がることがあります。

骨盤底筋トレーニングのメリット
姿勢が整い、腰や背中の負担が軽減される
内臓が正しい位置に保たれ、健康維持につながる
排泄機能が向上し、日常生活が快適になる
この筋肉を意識してトレーニングすることは、体全体の健康を守ることにも繋がります。

骨盤底筋を鍛える基本のトレーニング方法
骨盤底筋の位置を意識する
骨盤底筋を感じるには、トイレで排尿を途中で止めるような感覚を意識してみましょう。この筋肉が引き締まる感覚が骨盤底筋です。

座ったままでのエクササイズ

椅子に浅めに座り、背筋を伸ばす
骨盤底筋を引き締めるように力を入れ、5秒間キープ
ゆっくりと力を抜き、リラックス
この動きを10回繰り返す
仰向けでのトレーニング

仰向けになり、膝を曲げて足を肩幅に開く
骨盤底筋を締めながらお尻を少し持ち上げる
5秒間キープしたら、ゆっくり下ろす
これを10回繰り返す
日常生活で意識する
通勤時や家事の合間にも骨盤底筋を締める感覚を意識しましょう。日々の習慣がトレーニング効果を高めます。

骨盤底筋トレーニングを続けるコツ
無理をしないこと
初めは短い時間から始め、自分のペースで続けましょう。

正しい姿勢を意識する
姿勢が崩れると効果が薄れるため、背筋を伸ばし体を安定させて行うことが大切です。

毎日の習慣にする
朝のストレッチや寝る前のリラックスタイムに取り入れると習慣化しやすくなります。

プロのサポートを受ける選択肢も
「整骨院元くまなん院」では、骨盤底筋を含む体全体のバランスを整えるアプローチを行っています。トレーニングのコツや体の状態に合わせたアドバイスを受けることで、より効果的に筋力を高めることができます。

骨盤底筋は、健康や快適な生活を支える大切な存在です。日々のトレーニングを無理なく続けて、元気な体を目指しましょう。