腰と同時に股関節が痛くなる理由。どこに原因がある?

突然腰や股関節に痛みを感じると、日常生活にも支障が出やすくなります。この腰と股関節の痛みが同時に起こるのは、実は身体の深部にある筋肉や骨のつながりが関係しています。腰と股関節は骨盤を介してつながっているため、どちらか一方に負担がかかると、もう一方にも影響が出ることが多くあります。

骨盤周辺の筋肉や関節の役割
骨盤は体の中心に位置し、上半身と下半身をつなぐ大切な土台です。骨盤には多くの筋肉が集まり、体を支えながら安定させています。例えば、腰の奥にある「腸腰筋」や「大腰筋」といった筋肉は、腰と股関節をまたぐ位置にあり、姿勢や動きをサポートします。これらの筋肉が硬くなったり疲労したりすると、腰だけでなく股関節にも痛みが出やすくなります。

姿勢や動作の影響
座りっぱなしや片側だけで重い荷物を持つ姿勢が続くと、腰と股関節の筋肉や関節に負担がかかります。長時間同じ姿勢を取ることで、筋肉が硬直し、血流も滞りやすくなり、疲労が蓄積して痛みが出やすくなります。これにより、特に動作を行う時に「ピキッ」とした痛みを感じやすくなり、腰と股関節の両方に違和感が生じることもあります。

腰と股関節の不調を和らげる方法
ストレッチで筋肉をほぐす
腰や股関節周辺の筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチは、血流を改善し、筋肉を柔軟に保つ助けになります。腸腰筋や大腰筋をターゲットにしたストレッチを習慣にすることで、腰や股関節の動きがスムーズになります。

こまめな姿勢のリセット
デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を続けることが多い場合は、1時間ごとに立ち上がったり、軽く腰をひねるなどの動きを取り入れて筋肉の負担を減らしましょう。

整骨院でのサポート
自分ではなかなか難しい腰や股関節のケアには、整骨院での施術が助けになります。整骨院元くまなん院では、腰と股関節のバランスを見ながら、体全体の状態に合わせた施術を行っています。どちらか一方に負担がかからないようサポートすることで、痛みの根本からの改善を図ります。

早めの対策が大切
腰と股関節の痛みが同時に起きる場合、普段の生活での姿勢や動作が影響していることが多いです。痛みを感じたときには早めにケアを行い、負担を軽くする習慣を心がけましょう。

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