股関節の硬さが腰痛を引き起こす理由
「腰だけがつらいのに、なぜか改善しにくい」「マッサージを受けても腰痛を繰り返してしまう」
このような腰痛に悩んでいる方は、股関節の硬さが関係している可能性があります。
腰痛というと腰そのものに原因があると思われがちですが、実際には股関節の動きが悪いことで腰に負担が集中しているケースは少なくありません。
整骨院元くまなん院でも、腰痛の背景に股関節の硬さが関係している方は多く見受けられます。
ここでは、股関節の硬さが腰痛を引き起こす理由について、身体の構造と動きの観点から詳しく解説します。
股関節と腰の深い関係性
股関節は、上半身と下半身をつなぐ大きな関節で、歩く・立つ・座るといった日常動作の要となる部位です。
本来、身体を前に倒したり、ひねったりする動きは、股関節が大きく動くことで腰への負担を分散しています。
しかし、股関節が硬くなると、本来股関節が担うはずの動きを腰が代わりに行うようになります。
この代償動作が続くことで、腰に過剰な負担がかかり、腰痛として現れやすくなります。
股関節が硬くなる主な原因
長時間同じ姿勢による影響
デスクワークや長時間の運転など、座った姿勢が続くと股関節は曲がったまま固定されやすくなります。
この状態が習慣化すると、股関節周囲の筋肉や筋膜が硬くなり、動きが制限されていきます。
特に太ももの前側やお尻の筋肉が硬くなると、股関節の可動域が狭くなりやすくなります。
運動不足と筋肉のアンバランス
日常的に身体を動かす機会が少ないと、股関節を大きく使う動作が減ってしまいます。
その結果、股関節周囲の筋肉が十分に働かず、柔軟性が低下しやすくなります。
また、特定の筋肉だけを使うクセがあると、筋肉のバランスが崩れ、股関節の動きが悪くなる要因になります。
股関節の硬さが腰痛につながる仕組み
骨格の歪みが腰に負担を集中させる
股関節の動きが悪くなると、骨盤の動きも制限されやすくなります。
骨盤がスムーズに動かない状態では、腰椎が過剰に動くことになり、腰痛が起こりやすくなります。
この状態が続くと、腰周りの筋肉が常に緊張し、筋肉のコリや違和感が慢性化しやすくなります。
筋肉の神経圧迫による痛みの連鎖
股関節周囲の筋肉が硬くなると、近くを通る神経が圧迫されやすくなります。
その影響が腰まで及ぶことで、「腰が重い」「動かすと痛む」といった腰痛として感じられることがあります。
腰だけをケアしても変化を感じにくい場合、股関節周囲の状態を見直すことが重要です。
自律神経の乱れと筋肉の緊張
股関節の硬さは、ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れとも関係しています。
自律神経が乱れると筋肉が緊張しやすくなり、股関節の動きがさらに制限されてしまいます。
この悪循環が続くことで、腰痛がなかなか和らがない状態につながりやすくなります。
股関節の硬さが原因の腰痛に多い特徴
次のような腰痛の特徴がある場合、股関節の硬さが関係している可能性があります。
前かがみや立ち上がりで腰がつらい
歩き始めに腰が重だるい
片側の腰だけに違和感が出やすい
長時間座った後に腰痛を感じる
これらは、股関節の動きが十分に使えていないサインとも考えられます。
股関節と腰痛を同時に考えることの大切さ
腰痛を繰り返さないためには、腰だけに注目するのではなく、股関節を含めた身体全体の動きを見直すことが大切です。
整骨院元くまなん院では、腰痛の原因を一部分だけで判断せず、股関節・骨盤・姿勢のバランスを総合的に確認することを重視しています。
まとめ 腰痛の背景には股関節の硬さが隠れている
股関節の硬さは、骨格の歪みや筋肉のコリ、神経への負担を通じて腰痛を引き起こしやすくなります。
「腰が悪い」と思い込まず、股関節の動きや生活習慣を見直すことが、腰痛を繰り返さない身体づくりにつながります。
腰痛が続いている方は、股関節の状態にも目を向けながら、無理のないケアを意識していきましょう。





















