お風呂で肩こりを改善する正しい入り方、温めのコツ
肩こりに悩まれている方の多くが「とりあえずお風呂で温めている」という経験をお持ちではないでしょうか。実際に入浴は肩こり改善にとても有効ですが、入り方を間違えると、かえって筋肉の緊張が抜けにくくなる場合もあります。
ここでは、20年以上現場で多くの身体を見てきた柔道整復師の視点から、肩こりを和らげるためのお風呂の正しい入り方と温めのコツを詳しくお伝えいたします。
なぜお風呂が肩こり改善に役立つのか
肩こりの多くは、筋肉のコリ・血流低下・自律神経の乱れが重なって起こります。長時間のデスクワークやスマホ操作により、首や肩周囲の筋肉が緊張し続けることで、血流が滞りやすくなります。
お風呂で身体を温めることで、
・筋肉がゆるみやすくなる
・血流が促され、老廃物が流れやすくなる
・副交感神経が優位になり、自律神経が整いやすくなる
といった変化が起こり、肩こりの症状が緩和されやすくなります。
肩こり改善に適したお風呂の温度と時間
「熱いお湯に短時間」が良いと思われがちですが、肩こりには逆効果になることもあります。
おすすめの入浴条件
・湯温:38~40℃
・入浴時間:10~15分程度
ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、筋肉の深部までじんわり温まり、肩こりの原因となる筋肉の緊張が和らぎやすくなります。熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、肩の力が抜けにくくなるため注意が必要です。
肩こりを和らげる正しい入り方のポイント
① 湯船では肩までしっかり浸かる
肩こりが気になる方は、鎖骨あたりまでお湯に浸かる全身浴がおすすめです。肩周辺を直接温めることで、血流が改善しやすくなります。
② 首・肩の力を抜いて深呼吸
入浴中は無意識に肩に力が入りがちです。ゆっくり鼻から息を吸い、口から吐く呼吸を意識することで、筋肉と自律神経の両方が落ち着きやすくなります。
③ 長風呂は避ける
「温まれば温まるほど良い」というわけではありません。長時間の入浴は身体の負担となり、入浴後にだるさや肩こりを感じることもあります。
お風呂でできる肩こり温め+簡単ケア
入浴中や入浴後に、軽く肩を動かすことで温め効果が高まります。
・肩をすくめてストンと落とす動きを5回ほど
・肩甲骨を寄せるように胸を開く動き
・首をゆっくり左右に倒す
無理に伸ばさず、「気持ちいい範囲」で行うことが大切です。
それでも肩こりが楽にならない場合
お風呂で温めても肩こりが改善しにくい場合、
・骨格の歪み
・筋肉による神経圧迫
・姿勢のクセ
などが影響している可能性があります。このようなケースでは、表面的な温めだけでは追いつかず、身体全体のバランスを整える視点が必要になります。
整骨院元くまなん院では、肩こりの原因を筋肉・骨格・自律神経の状態から丁寧に確認し、一人ひとりに合わせた施術を行っております。日常生活での入浴やセルフケアと組み合わせることで、肩こりが起こりにくい身体づくりを目指すことが可能です。
まとめ
お風呂は、肩こり改善にとても身近で効果的な方法ですが、
・ぬるめのお湯
・適切な入浴時間
・力を抜く入り方
を意識することで、その効果は大きく変わります。毎日の入浴時間を上手に活用し、肩こりのつらさを少しずつ和らげていきましょう。
肩こりが慢性化している方は、入浴とあわせて身体全体のバランスを見直すことも大切です。無理のないケアを続けながら、快適な毎日につなげていただければ幸いです。





















