股関節の可動域低下が不調につながる原因
「歩くと脚が重い」「立ち上がる時に股関節が詰まる感じがする」「腰や膝まで違和感が広がってきた」
このような不調を感じている方は、股関節の可動域低下が関係している可能性があります。
股関節は、身体の中でも特に大きく、動きの中心となる関節です。
この股関節の動きが悪くなると、骨格の歪み・筋肉の神経圧迫・血流低下・自律神経の乱れへと影響が広がり、さまざまな不調につながりやすくなります。
ここでは、整骨の現場視点から、股関節の可動域低下がなぜ身体の不調を引き起こすのかを詳しく解説します。
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股関節は「身体の土台」となる関節
股関節は、上半身と下半身をつなぐ重要な関節であり、歩く・座る・立つといった日常動作のほとんどに関わっています。
この股関節がスムーズに動くことで、骨盤や背骨のバランスが保たれ、全身の負担が分散されやすくなります。
しかし、股関節の可動域が低下すると、動きをかばうように腰や膝、背中に余計な負担がかかりやすくなります。
その結果、股関節以外の部位に違和感や痛みが出やすくなってしまいます。
股関節の可動域が低下する主な原因
股関節の動きが悪くなる背景には、日常生活の習慣が大きく関係しています。
・長時間の座り姿勢
・脚を組むクセ
・運動不足
・片側重心の立ち方
・同じ方向への動作の繰り返し
これらが続くと、股関節まわりの筋肉が硬くなり、関節の動きが制限されやすくなります。
特に骨盤周囲の筋肉が緊張すると、股関節の可動域低下が起こりやすくなります。
股関節の硬さが骨格の歪みを招く理由
股関節の動きが悪くなると、骨盤の傾きや左右差が生じやすくなります。
骨盤は背骨の土台となるため、ここが歪むことで姿勢全体のバランスが崩れてしまいます。
姿勢が乱れると、
・腰に負担が集中しやすい
・背中や首の筋肉が緊張しやすい
・身体の一部に無理がかかる
といった状態になり、慢性的な腰の違和感や肩まわりの重さにつながりやすくなります。
筋肉の神経圧迫と血流低下への影響
股関節周囲の筋肉が硬くなると、筋肉の間を通る神経や血管が圧迫されやすくなります。
これにより、脚のだるさや張り感、動かしにくさを感じやすくなります。
さらに、血流が低下すると筋肉へ十分な酸素や栄養が行き届きにくくなり、回復力が落ちてしまいます。
この状態が続くことで、股関節だけでなく、太ももやふくらはぎ、腰まで不調が広がるケースも少なくありません。
自律神経の乱れとも深く関係しています
股関節の可動域低下は、自律神経とも無関係ではありません。
動きが少なくなることで血流が滞りやすくなり、身体が緊張状態に傾きやすくなります。
自律神経が乱れると、
・筋肉の緊張が抜けにくい
・疲労が取れにくい
・身体が重だるく感じやすい
といった状態につながり、股関節の硬さがさらに強まる悪循環が生まれやすくなります。
整骨院元くまなん院が考える股関節ケアの重要性
整骨院元くまなん院では、股関節の不調を単独の問題として捉えず、骨盤・背骨・筋肉・神経・自律神経まで含めた全身のバランスを重視しています。
股関節の可動域が整うことで、姿勢が安定し、身体全体の負担が分散されやすくなります。
その結果、腰や膝への負担が軽減され、日常動作が楽に感じられる方も多くいらっしゃいます。
まとめ|股関節の動きが身体全体を左右します
股関節の可動域低下は、股関節だけの問題にとどまらず、全身の不調へとつながりやすい状態です。
骨格の歪み、筋肉の神経圧迫、血流低下、自律神経の乱れが重なることで、違和感や不調が慢性化しやすくなります。
「年齢のせい」「運動不足だから仕方ない」と考えず、まずは股関節の動きに目を向けてみてください。
股関節の可動域を意識することが、身体全体を軽くする第一歩につながります。





















