肩こりの原因は筋肉だけじゃない?自律神経と血流の深い関係
肩こりと聞くと、「筋肉が硬くなっているから」「長時間のデスクワークが原因」と考える方が多いのではないでしょうか。確かに肩こりは筋肉の緊張と深く関わっていますが、実はそれだけでは説明できないケースも少なくありません。
現場で多くの身体をみていると、自律神経の乱れや血流の低下が関係している肩こりに悩まれている方が非常に多い印象です。
肩こりがなかなか和らがない、マッサージを受けてもすぐに元に戻る、首や頭の重さまで感じるという場合、筋肉以外の視点が重要になります。
肩こりと筋肉の関係|なぜ硬くなるのか
肩こりの基本的な要因として、首から肩にかけての筋肉が緊張し続けることが挙げられます。
長時間のスマホ操作やパソコン作業、猫背や前かがみの姿勢が続くと、同じ筋肉が常に働き続ける状態になります。
この状態が続くと、筋肉内の血流が滞りやすくなり、酸素や栄養が行き届きにくくなります。その結果、老廃物が溜まりやすくなり、重だるさや痛みとして肩こりを感じやすくなります。
ただし、筋肉をほぐしても改善が長続きしない場合、別の原因が隠れている可能性があります。
自律神経の乱れが肩こりを引き起こす理由
自律神経は、呼吸・体温・血流などを無意識にコントロールしている神経です。
強いストレス、不規則な生活、睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
自律神経が乱れると、血管が収縮しやすくなり、首や肩まわりの血流が低下します。
その結果、筋肉が十分に酸素を受け取れず、緊張が抜けにくい状態となり、慢性的な肩こりへとつながりやすくなります。
特に、
・理由もなく肩が重い
・リラックスできない
・頭痛や目の疲れを伴う
こうした症状がある場合、自律神経が関係している可能性が考えられます。
血流の低下が招く肩こりの悪循環
血流は肩こりと密接な関係があります。
血液は筋肉に酸素や栄養を運ぶ役割があり、流れが悪くなると筋肉の回復力が低下します。
自律神経の乱れによって血管が緊張すると、
血流低下 → 筋肉のこり → 痛みや違和感 → ストレス増加
という悪循環に陥りやすくなります。
この状態が続くと、肩こりだけでなく首こり、背中の張り、全身のだるさを感じる方も少なくありません。
肩こりを和らげるために意識したいポイント
肩こりを改善へ導くためには、筋肉だけでなく自律神経と血流の両面からのケアが大切です。
まず意識したいのは、深い呼吸です。浅い呼吸が続くと交感神経が優位になり、身体が緊張しやすくなります。ゆっくり息を吐く時間を長くすることで、リラックスしやすくなります。
次に、首や肩を冷やさないことも重要です。冷えは血流を低下させ、肩こりを悪化させやすくなります。
また、短時間でも良いので、首を回したり肩甲骨を動かす習慣を取り入れることで、血流のサポートにつながります。
整骨院元くまなん院が考える肩こりへの向き合い方
整骨院元くまなん院では、肩こりを「筋肉の問題」だけとして捉えるのではなく、姿勢バランスや自律神経の状態にも目を向けています。
骨格の歪みや首・背中の緊張が続くと、自律神経の働きにも影響が出やすくなります。
そのため、全身の状態を確認しながら施術を行い、血流が巡りやすい身体環境を整えることを大切にしています。
「肩だけ触ってもすぐ戻ってしまう」という方ほど、こうした視点が役立つケースが多く見られます。
まとめ|肩こりは身体からのサインかもしれません
肩こりは単なる筋肉疲労ではなく、自律神経の乱れや血流低下が関係していることも少なくありません。
慢性的な肩こりに悩んでいる場合は、生活習慣やストレス、姿勢などを含めて見直すことが大切です。
筋肉・自律神経・血流、この3つのバランスを意識することで、肩こりが和らぎやすい身体づくりにつながります。
「いつもの肩こり」と軽く考えず、身体の声に目を向けてみてはいかがでしょうか。





















