肩がいたい時に使うサポーターの種類と効果の違いとは
肩の痛みが出た時、「動かすと痛い」「重だるい」「夜になるとズキズキする」といった不快感に悩まされる方は多いです。そんな時に役立つのが「肩用サポーター」。しかし、実はサポーターにもさまざまな種類があり、目的に合わないものを使うとかえって痛みが長引くこともあります。ここでは、整骨院元くまなん院の視点から、肩サポーターの種類と効果の違いをわかりやすく解説します。
■ 肩サポーターの主な役割
サポーターは「肩関節を安定させ、筋肉や腱にかかる負担を減らす」ための補助具です。
特に、日常動作や仕事で肩を使う頻度が高い方や、四十肩・五十肩、スポーツによる炎症がある方に向いています。
痛みを抑える目的だけでなく、「肩の動きを制限する」「保温して血流を促す」といったサポート効果もあります。
■ サポーターの種類と効果の違い
① 固定型サポーター(ハードタイプ)
肩関節をしっかり固定し、動きを制限するタイプです。
急な痛み(炎症期)や、動かすと強く痛む場合に適しています。
野球やテニスなど、スポーツ後のケガ予防にも活用されます。
ただし、長時間の着用は筋力低下につながるため注意が必要です。
② ソフトサポーター(伸縮タイプ)
軽めの痛みや、慢性的なコリ・だるさにおすすめです。
通気性がよく、長時間つけても違和感が少ないのが特徴。
肩まわりを温め、血行を促すことで筋肉のこわばりをやわらげます。
デスクワークや冷えによる肩のこりに効果的です。
③ 姿勢補正タイプ
背中から肩甲骨にかけて支える構造で、猫背や巻き肩を改善します。
姿勢が悪いことで起こる「肩の位置ズレ」や「首肩のハリ」に有効。
肩の痛みが再発しやすい方にも予防としておすすめです。
■ サポーター選びのポイント
痛みの強さを見極める
強い痛みがある場合は固定型、軽い違和感程度ならソフトタイプが適しています。
使用シーンに合わせる
日常生活中心なら薄手・通気性タイプ、運動時には安定性重視のタイプを選びましょう。
サイズと装着感を確認
きつすぎると血行が悪くなり、ゆるすぎるとサポート効果が下がります。
■ 整骨院元くまなん院からのアドバイス
サポーターはあくまで「肩を守る補助具」であり、根本的な改善には筋肉のバランス調整や姿勢の見直しが欠かせません。
肩の痛みが長引く場合は、自己判断でサポーターを使い続けず、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
肩の痛みを早く和らげるためには、「今の状態に合ったサポーターを選ぶこと」と「正しい使い方」が大切です。
整骨院元くまなん院では、症状や生活スタイルに合わせた最適なサポート法をご提案しています。
肩の違和感を感じたら、無理せず一度ご相談ください。





















