肩こりがひどい人は何を食べる?

血行を促す栄養と食事法

肩こりがなかなか良くならない…。そんな時、マッサージやストレッチだけでなく「食事」を見直すことも大切です。肩こりの多くは、血流の悪化や筋肉のこわばりが原因で起こります。体の中から血行を良くすることで、筋肉がやわらかくなり、コリが軽減しやすくなります。ここでは、整骨院元くまなん院の視点から、肩こりに良い栄養素と食事のポイントをお伝えします。

■ 血行を良くする栄養素①:ビタミンE

ビタミンEには血管を広げて血流をスムーズにする働きがあります。冷え性や肩こりに悩む方には特におすすめです。
多く含まれる食品:アーモンド、ひまわり油、かぼちゃ、アボカド、うなぎなど。
おやつ代わりにナッツを少しずつ食べたり、サラダにアボカドを加えるのも効果的です。

■ 血行を良くする栄養素②:ビタミンB群

ビタミンB1・B6・B12は、筋肉や神経の働きを助け、疲労回復をサポートします。特にデスクワークで同じ姿勢を続ける人は、神経が圧迫されやすいため、B群を意識的に摂りましょう。
多く含まれる食品:豚肉、レバー、卵、まぐろ、玄米など。
豚肉の生姜焼きやまぐろの漬け丼など、日常の食事に取り入れやすいメニューがおすすめです。

■ 血行を良くする栄養素③:鉄・タンパク質

酸素を全身に運ぶヘモグロビンを作るためには鉄が欠かせません。また、筋肉を健康に保つにはタンパク質も必要です。これらが不足すると血流が滞りやすくなり、肩こりが悪化しやすくなります。
多く含まれる食品:赤身肉、レバー、ひじき、大豆製品、魚、卵など。
和食中心の食事に取り入れると、自然にバランスが整いやすくなります。

■ 肩こり改善に役立つ食事法

・冷たい飲み物や生野菜ばかりではなく、温かいスープや煮物を意識して体を内側から温める。
・食事時間が不規則だと自律神経が乱れ、血流が悪化するため、できるだけ同じ時間に食事を摂る。
・カフェインやアルコールの摂りすぎは血管を収縮させるため、控えめにする。

■ 整骨院元くまなん院からのアドバイス

肩こりは、姿勢の崩れや筋肉の硬さだけでなく、血液の流れや栄養バランスの乱れからも起こります。普段の食事を見直し、体の内側から温めることで、整骨での施術効果も持続しやすくなります。

体をつくるのは、日々の食事です。ストレッチや姿勢の改善とあわせて、血行を促す栄養を意識して取り入れてみましょう。体の中から整えることで、つらい肩こりが少しずつ軽くなっていきます。

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