肩こりを根本から改善する生活習慣とセルフケア法
整骨院元くまなん院が教える“疲れにくい体”の作り方
肩こりは、肩の筋肉が硬くなるだけでなく、生活習慣の積み重ねによって慢性化していきます。
一時的にほぐしてもまた戻ってしまうのは、日常の姿勢や動き方に原因が潜んでいるためです。
ここでは整骨院元くまなん院が実際に患者様へお伝えしている「根本改善のための生活習慣とセルフケア法」をご紹介します。
1. まずは「姿勢リセット」を意識
長時間同じ姿勢を続けると、肩や首の筋肉に血液が流れにくくなります。
特にデスクワークの方は、1時間に1回は立ち上がり、背伸びや肩を回すなど軽く動かすことが大切です。
座る時は背もたれに頼らず、骨盤を立てる意識を持つだけで、肩への負担が軽減します。
また、パソコンの画面は目線の高さに合わせましょう。目線が下がると自然と猫背になり、首や肩に負担がかかります。
2. 肩甲骨を動かして血流を促す
肩こり改善のカギは「肩甲骨」です。
この部分が硬くなると、どれだけマッサージをしてもすぐ戻ってしまいます。
おすすめは“ながらストレッチ”。
・両肩をすくめてストンと落とす
・手を後ろで組んで胸を開く
・肩甲骨を寄せて5秒キープ
といった動作を、1日数回行うだけでも血流がよくなり、肩の重だるさが和らぎます。
お風呂上がりに行うとさらに効果的です。温まった状態で筋肉がゆるみやすく、動かしやすくなります。
3. 食事と水分で「筋肉の質」を整える
意外と見落とされがちなのが、食事の影響です。
肩の筋肉が硬くなるのは、たんぱく質やビタミンB群、マグネシウムの不足も関係します。
肉や魚、卵、大豆製品をバランスよく摂ることで、筋肉が柔軟で疲れにくい状態を保てます。
また、水分不足も筋肉のこわばりを招きます。
コーヒーやお茶だけでなく、水を1日1.5~2リットルほど意識的に摂るようにしましょう。
4. 睡眠の質を上げて“休む力”を高める
「寝ても肩が重い」という方は、枕や寝姿勢を見直すことが大切です。
高すぎる枕は首が前に傾き、筋肉が休まりません。
理想は、仰向けで首と背骨が自然なS字カーブを描く状態です。
また、寝る直前までスマホを見ると、目や脳が興奮して肩の筋肉も緊張します。
就寝30分前からは照明を落とし、ゆったりとした呼吸を意識すると、睡眠の質がぐっと高まります。
5. 整骨院で全身のバランスを整える
自分でケアしても改善しきれない肩こりは、体のゆがみが関係していることがあります。
整骨院元くまなん院では、肩だけでなく骨盤や背骨のバランスを整えることで、全身の血流を改善し、再発しにくい体づくりをサポートしています。
筋肉の緊張を和らげながら、自律神経のバランスを整えることで、深いリラックスを感じられる方も多いです。
■まとめ
肩こりを根本から改善するには、「正しい姿勢・適度な運動・栄養・睡眠」の4つを意識することがポイントです。
毎日の積み重ねが、肩の軽さにもつながります。
整骨院元くまなん院では、あなたの生活習慣に合わせた無理のないセルフケア方法をお伝えしています。
「もう肩こりに悩まされない体」を、一緒につくっていきましょう。





















