急に肩が上がらない…整骨院でみる急性肩関節炎とは?
朝、起きたときに「急に肩が上がらない」「何もしなくてもズキズキ痛む」こんな症状にびっくりしたことはありませんか?
いつも通り生活していたのに、突然肩が動かなくなるような強い痛みが出ると、とても不安になりますよね。
そのようなときに考えられるものの一つが、急性肩関節炎です。
この記事では、急性肩関節炎とはどんなものなのか、なぜ起きるのか、そして整骨院元くまなん院でどんな対応ができるのかを、できるだけ分かりやすくお伝えします。
急性肩関節炎とは?
急性肩関節炎とは、肩の関節のまわりに急に炎症が起こり、激しい痛みと可動制限が出る状態のことです。
特徴的な症状としては、
肩が急に上がらなくなる
動かすと鋭い痛みが走る
動かしていなくてもジンジン痛む
特に、夜や朝方に痛みが強くなる
着替えや洗顔、髪を洗う動作がつらい
といったものがあります。
四十肩・五十肩に似ていますが、急性肩関節炎は突然痛みが出ること、そして炎症が強いことが大きな違いです。
どうして起こるの?
原因ははっきりとしないことも多いですが、主に次のようなことが関係しています。
● 寝ている間の姿勢や冷え
同じ姿勢で長時間寝ていたり、肩が布団から出て冷えていたりすると、血流が悪くなり炎症のきっかけになります。
● 日常の小さな負担の積み重ね
重い物を持つことが多かったり、スマホやパソコンの使いすぎなど、肩にじわじわと負担がかかる生活が続くと、突然痛みが出ることがあります。
● 過去のケガや使いすぎ
昔の肩の捻挫や筋肉の損傷が完全に回復していないと、そこにまた負担がかかったとき、炎症を起こすことがあります。
整骨院元くまなん院での対応
急性肩関節炎のときは、まず**「今の状態を悪化させないこと」**が大切です。整骨院元くまなん院では、以下のようなステップで対応します。
① 肩の状態を丁寧に確認
痛みの場所や、どの方向に動かすと痛むか、腫れや熱感の有無をチェックします。
② 炎症を落ち着かせるケア
強い痛みや熱感があるときは、まずアイシング(冷やすこと)で炎症をしずめます。
また、超音波や電気などの刺激を使って、炎症を悪化させないようにやさしくサポートしていきます。
③ 筋肉の緊張を少しずつほぐす
肩そのものを無理に動かすことは避けますが、周りの筋肉(首・背中・肩甲骨まわり)をゆるめることで、肩への負担を減らしていきます。
④ 炎症が落ち着いた後は…
痛みが和らいできたら、少しずつ肩を動かす運動や、可動域を広げるストレッチを始めます。無理なく、段階的に進めることがポイントです。
自宅で気をつけたいポイント
痛みのあるときに無理をすると、炎症が悪化して回復が遅れてしまうことがあります。整骨院でのケアと並行して、自宅では次のことに注意しましょう。
無理に肩を回したり、強くストレッチしない
冷やすと楽になる場合は、1回10分程度のアイシングを
肩を冷やさないよう、シャツやタオルで保温
痛みがやわらいできたら、やさしく肩を回して血流促進
早めの対応がその後を変える
急性肩関節炎は、早い段階で適切なケアを受けることが非常に大切です。
「数日様子を見ていたら、もっと痛くなってしまった…」「肩が固まってきた…」という方も多く見られます。
整骨院元くまなん院では、痛みの状態を見極めたうえで、その時の体に合ったケアを行っていきます。
痛みをガマンせず、どうぞお気軽にご相談ください。
まとめ
突然肩が上がらなくなる「急性肩関節炎」は、身体からのSOSのサインです。
無理せず、今できることを正しく行い、早めにケアすることが、長引かせないコツです。
「このまま放っておいても大丈夫かな…」と迷ったら、整骨院元くまなん院まで。
あなたの肩が少しでも早く楽になるよう、しっかりサポートいたします。