肩こりでやってはいけないストレッチとおすすめのケア方法

「肩が重い」「首がつらい」など、肩こりに悩まされている方はとても多くいらっしゃいます。そんなときに、良かれと思って行っているストレッチが、実は症状を悪化させてしまうことがあるのをご存じでしょうか?

今回は、肩こりのときに避けたほうがよいストレッチと、代わりにおすすめのケア方法についてお伝えします。

◆やってはいけないストレッチとは?
① 首を強く引っ張る動き
「首を横に倒して、手でグッと引っ張る」というストレッチは、ついやってしまいがちですが要注意です。
首の筋肉はとても繊細で、強く引っ張ることで筋肉や神経に余計な負担がかかり、痛みが悪化することがあります。

② 勢いよく肩を回す
肩こりをほぐそうと、いきなり大きく肩を回すのも逆効果です。筋肉がこわばった状態で勢いをつけると、関節や筋肉をかえって痛めてしまうおそれがあります。

③ 痛みを我慢しながら伸ばす
「痛いけど効いている気がする」と感じて、無理に伸ばし続ける方もいますが、これは非常に危険です。筋繊維を傷めてしまい、炎症や違和感が長引いてしまうことがあります。

◆おすすめのセルフケア方法
それでは、肩こりを和らげるにはどうすればよいのでしょうか?以下にご自宅でも取り入れやすいケアを紹介します。

① 肩甲骨まわりのゆったり体操
腕を前に出して肘を曲げ、肩甲骨を背中側に寄せるようにして5秒キープし、ゆっくり戻す。この動きを5回ほど繰り返すと、肩まわりの血流がやさしく促されます。

② 温めて筋肉をゆるめる
お風呂にゆっくりつかることや、蒸しタオルで首肩を温めることも有効です。筋肉の緊張がゆるみ、動きやすくなります。

③ 深呼吸+肩の上下運動
鼻からゆっくり息を吸いながら肩を持ち上げ、口から息を吐きながらストンと落とします。これを5回ほど繰り返すと、呼吸とともに筋肉がゆるみやすくなります。

◆セルフケアで改善しないときは
ご自身でのケアを続けても「一向に軽くならない」「動かすとかえってつらくなる」といった場合は、無理に自分で解消しようとせず、一度専門のケアを受けてみることをおすすめします。

整骨院元くまなん院では、日常生活での姿勢や筋肉のバランスを細かくチェックしたうえで、その方の状態に合ったやさしい施術を行っています。

無理なく筋肉をゆるめ、動かしやすい身体を取り戻していくことを目指しますので、肩こりが慢性化している方も安心してご相談ください。

◆まとめ
肩こりを感じたときにやりがちなストレッチが、かえってつらさを強めてしまうことがあります。
首を強く引っ張る、勢いをつけて肩を回す、痛みを我慢する――このような動きは避け、やさしくゆるめるケアを意識することが大切です。

毎日のちょっとしたケアが、肩こりの予防にもつながります。
つらい症状がなかなか改善しないときは、整骨院元くまなん院がサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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