肩こりの原因となる主な筋肉とは?意外なポイントも解説!
「肩が重い」「ずっと張っている感じがする」そんな肩こりの不快感、多くの方が一度は経験されたことがあると思います。
その原因にはいくつかの筋肉が関係しています。今回は、肩こりに大きく関わっている主な筋肉と、整骨院元くまなん院でも多くの方が悩まれている原因について分かりやすくご紹介します。
僧帽筋(そうぼうきん)|肩こりの代表的な筋肉
僧帽筋は、首の後ろから肩、背中の中央あたりまで広がる大きな筋肉です。
この筋肉は、肩甲骨を引き上げたり支えたりする働きがあり、デスクワークやスマホの操作などで前かがみの姿勢が続くと緊張しやすくなります。
この僧帽筋が硬くなると、肩のハリ感だけでなく、首の後ろや背中の違和感にもつながります。整骨院元くまなん院でも、まずここをチェックすることが多いです。
肩甲挙筋(けんこうきょきん)|首の横から肩にかけてのコリに注目
肩甲挙筋は、首の骨と肩甲骨をつなぐ小さな筋肉ですが、首をすくめるような姿勢や、緊張状態が続くとすぐに硬くなってしまいます。
特に「首から肩にかけてズーンと重い」と感じるときには、この筋肉がこわばっていることが多いです。
ストレスや冷えも影響しやすく、自律神経の乱れとも関係が深いため、肩こりの中でも少し注意が必要なポイントです。
菱形筋(りょうけいきん)|肩甲骨の動きが悪い人に多い
菱形筋は、背中の中央から肩甲骨にかけてついている筋肉です。肩甲骨を背骨側に引き寄せる働きがあり、姿勢を支えるうえでとても大切な存在です。
猫背や丸まった背中の姿勢が続くと、菱形筋がうまく使われなくなり、血流が悪くなってコリやすくなります。
「背中の内側が重だるい」と感じる方は、この筋肉の影響を疑ってみてもよいでしょう。
頭板状筋・半棘筋|首の後ろの違和感に関係
これらは首の後ろを支える筋肉群で、長時間のデスクワークやスマホ操作で負担がかかりやすい部分です。
うつむいた姿勢が続くことで筋肉が引き伸ばされ、血流が滞り、だるさや鈍い痛みとして感じられることがあります。
とくに「後頭部から首にかけて重たい」「寝違えたような違和感がある」といった方には、このエリアのケアも欠かせません。
まとめ|肩こりは筋肉のサインを見逃さないことが大切です
肩こりは、ただの筋肉疲労と思われがちですが、日常の姿勢や生活習慣の影響が強く表れるサインでもあります。
今回ご紹介した筋肉はどれも、身体を支える大切な役割を担っているため、無理な使い方を続けるとコリや不調に繋がってしまいます。
整骨院元くまなん院では、姿勢や生活動作まで含めた丁寧なチェックと、個々に合わせたアプローチで、根本からの肩こりケアを行っています。
「最近肩が重いな」「マッサージしてもすぐ戻る」と感じる方は、一度筋肉の状態を見直してみると良いかもしれません。