もしかして骨盤が開いたまま?産後に試したい骨盤チェックとケアのすすめ
こんにちは、整骨院元くまなん院です。
出産後、こんなお悩みはありませんか?
「下腹がぽっこりしてきた…」
「ズボンが骨盤のところでつっかえる」
「腰がだるくて起き上がるのがつらい」
それ、もしかすると骨盤が開いたままの状態かもしれません。
今回は、産後の体に起こりやすい「骨盤の開き」をご自身で簡単にチェックできる方法と、改善のための第一歩をご紹介します。
どうして骨盤が開くの?
妊娠・出産にともなって、体は自然と骨盤を開かせる準備をします。
とくに「リラキシン」というホルモンの働きにより、骨盤まわりの関節や靭帯がゆるみ、出産に適した柔軟性が生まれます。
しかし、出産後も抱っこ・授乳・寝不足・片寄った姿勢などが続くことで、骨盤が正しい位置に戻らず、そのまま固まってしまうケースもあります。
それが、「骨盤の開き」の正体です。
今すぐできる!産後骨盤開きチェック
ご自宅でも簡単にできるセルフチェック方法を3つご紹介します。
チェック①:仰向けに寝て足を開く角度を見る
仰向けに寝て、足を自然に伸ばします
力を抜いた状態で、つま先がどれだけ外側に開くかを見てみましょう
▶目安:つま先が大きく外に倒れる(V字になる)場合は、骨盤が開いているサインの可能性があります。
チェック②:骨盤まわりの左右差チェック
床に座って足を伸ばします
両足の膝の高さや足の長さに違いがないかを見比べます
▶目安:膝の高さに差がある場合、骨盤の左右のバランスが崩れていることがあります。
チェック③:ズボンが上がりにくい/骨盤に引っかかる
「妊娠前に履いていたパンツがウエストではなく、骨盤の部分で引っかかるようになった」
こうした変化も、骨盤が横に広がっているサインと考えられます。
骨盤が開いたままだとどうなる?
骨盤が開いた状態が続くと、以下のような不調が出やすくなります。
腰痛や股関節の違和感
姿勢が崩れ、肩こりや頭痛の原因になる
下腹ぽっこり・太りやすい体質に
尿もれ・便秘といった内臓機能のトラブル
骨盤は「体の土台」となる部分です。土台がゆがむことで、上半身にも下半身にも影響が広がってしまいます。
骨盤を整えるにはどうすればいい?
骨盤まわりの筋肉をゆるめて整えるには、以下のようなことが効果的です。
骨盤矯正を専門とした整骨院でのケア
負担をかけずに骨盤を整えるストレッチや体操
日常生活での正しい姿勢を意識する
赤ちゃんを抱くときの姿勢を左右均等にする
当院・整骨院元くまなん院では、産後の体にやさしい骨盤ケアを行っております。
お一人おひとりの体の状態に合わせた無理のないサポートで、体の内側から整えていきます。
まとめ:骨盤の変化に気づくことが、回復の第一歩
産後の骨盤の開きは、決して珍しいことではありません。
むしろ、出産を乗り越えた証ともいえる変化です。
大切なのは、そのままにせず「気づいてあげること」。
そして、今のご自身の体に合ったケアを始めることです。
気になるチェック項目があった方は、ぜひ一度、整骨院元くまなん院までご相談ください。
安心して育児と毎日を過ごせるよう、一緒に体を整えていきましょう。
小さな違和感を見逃さず、少しずつ自分の体に目を向けることが、健やかな毎日への第一歩です。