雨の日のだるさの正体と自律神経の乱れ対策
雨の日や梅雨の季節になると、「朝から身体が重だるい」「何もしてないのに疲れている」そんな不調を感じることはありませんか?
この“なんとなく調子が悪い”という状態は、気のせいではなく、自律神経のバランスの乱れによって引き起こされるものかもしれません。
今回は、雨の日に感じるだるさの正体と、その対策について、整骨院元くまなん院の視点でご紹介します。
雨の日にだるくなる理由とは?
◎気圧の変化が身体に影響を与える
雨が降る前は、気圧が下がります。この気圧の低下により、私たちの身体はストレスを受け、自律神経が乱れやすくなります。
特に副交感神経が優位になることで、眠気やだるさ、集中力の低下といった症状が出やすくなります。
◎酸素がうまく取り込めなくなる
気圧が低いと、空気中の酸素濃度もわずかに低くなります。すると、脳や筋肉に送られる酸素量が減り、身体が重く感じたり、頭がぼんやりしたりすることがあります。
◎湿度による血流の低下
雨の日は湿度が高く、体温調整がうまくいきにくくなります。その結果、血流が滞りやすくなり、筋肉のこわばりや重だるさを引き起こすこともあります。
自律神経の乱れを整える簡単な対策
1. 朝の光を意識的に浴びる
太陽の光を浴びることで、体内時計が整いやすくなります。雨の日でもカーテンを開けて自然光を取り入れることは有効です。
2. 深呼吸とストレッチで血流促進
朝や仕事の合間にゆっくり深呼吸をしてみましょう。腹式呼吸を意識することで、副交感神経の働きを落ち着かせ、リズムを整えやすくなります。
首や肩を軽く回す、背中を伸ばすといった簡単なストレッチもおすすめです。
整骨院元くまなん院では、こうした呼吸法や姿勢に関するアドバイスも行っており、だるさが改善されたというお声もいただいております。
3. 湯船にゆっくり浸かる
シャワーだけで済ませがちな方は、ぜひお風呂でリラックスする時間をとってみてください。38〜40℃程度のお湯に10〜15分ほど浸かると、自律神経のバランスが整いやすくなります。
日常生活で気をつけたいポイント
寝不足や夜ふかしを避ける
冷たい飲み物を摂りすぎない
スマートフォンの使いすぎに注意する
天気が悪い日ほど、軽く身体を動かす意識を持つ
これらはすべて、自律神経の乱れを防ぐために大切な習慣です。天気に左右されない身体づくりには、日々の積み重ねが何よりも大切です。
それでも不調が続くときは…
「雨の日はどうしても調子が悪くなる」
「毎年この季節は寝ても疲れが取れない」
そう感じている方は、自律神経のバランスが慢性的に崩れている可能性も考えられます。
整骨院元くまなん院では、全身のバランスや筋肉のこわばりを確認しながら、自律神経が安定しやすい身体づくりのサポートを行っています。無理のない方法で少しずつ身体を整えていくことが、根本的な改善への近道です。
まとめ
雨の日に感じる「なんとなく不調」の原因は、自律神経の乱れや血流の低下によるものが多く含まれています。
天気は変えられませんが、生活習慣やちょっとしたセルフケアを工夫することで、だるさをやわらげることは十分可能です。
毎日を気持ちよく過ごすために、できることから少しずつ始めてみましょう。