猫背を治すために大切なこと

〜毎日の意識で姿勢は変わる〜

「姿勢が悪いね」と言われたことがある方、「写真を見たら背中が丸くなっていてショックだった」なんて経験はありませんか?
現代人にとって猫背は非常に身近な悩みです。スマートフォンやパソコンの長時間使用、デスクワークなどが原因で、気づかないうちに背中が丸まり、首が前に出た姿勢がクセになっている方がとても多いです。

今回は整骨院元くまなん院が、猫背の原因や、日常生活でできる改善方法についてわかりやすく解説いたします。

猫背とはどんな状態?
猫背とは、背骨の自然なカーブが崩れてしまい、首が前に出て、背中が丸まり、肩が内側に巻き込まれたような姿勢を指します。本来はS字のようなカーブを描く背骨ですが、猫背になるとこのバランスが崩れ、体にさまざまな影響を及ぼします。

姿勢の見た目だけでなく、肩こり・首の痛み・腰の疲れ・集中力の低下・呼吸が浅くなるなど、不調の原因にもつながります。

なぜ猫背になるの?
猫背の原因はひとつではありません。よくある原因としては以下のようなものがあります。

長時間のスマホやパソコン使用

デスクワークでの前かがみ姿勢

運動不足による筋力の低下

足を組む・片足重心などの姿勢のクセ

ストレスによる身体のこわばり

これらが習慣化すると、背中を支える筋肉がうまく働かなくなり、丸まった姿勢が楽に感じるようになります。無意識のうちに猫背が定着してしまうのです。

猫背改善のためにできること
① 正しい姿勢を知ること
猫背を治すための第一歩は「正しい姿勢を知ること」です。
耳・肩・腰・膝・くるぶしが一直線になるのが理想の立ち姿勢。
座るときは、背筋を伸ばして骨盤を立て、両足は床につけ、ひざは90度を意識すると安定しやすくなります。

最初は窮屈に感じるかもしれませんが、意識を続けることで少しずつ体が慣れていきます。

② 背中や肩まわりのストレッチ
硬くなった筋肉をほぐすことも大切です。特に肩甲骨まわりや背中の筋肉は、猫背と関係が深い部分です。

おすすめストレッチ:

両手を後ろで組み、胸を開くようにゆっくり伸ばす

壁に手をつきながら肩を引き、肩甲骨を寄せるイメージで動かす

肩をすくめてストンと落とす動きを数回繰り返す

入浴後の体が温まっているタイミングなどに行うと、より効果的です。

③ インナーマッスルを鍛える
姿勢を保つためには、表面の筋肉だけでなく、体の内側にある筋肉(インナーマッスル)も重要です。特に腹筋や背筋、骨盤まわりの筋肉が弱っていると、背中が丸まりやすくなります。

簡単にできるトレーニング:

壁に背中をつけて立ち、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとを壁につける

そのままの姿勢で30秒キープする練習を毎日繰り返す

地味ですが、体幹を整える効果があり、猫背改善に役立ちます。

④ 日常生活での小さな意識が変化を生む
スマホを見るときは顔を下げず、画面を目の高さに持ち上げる

椅子に浅く腰掛けず、できるだけ深く座って背もたれを活用する

信号待ちなどの短い時間でも、姿勢を正す練習をする

日常のちょっとした場面で意識をすることが、改善への近道です。

それでも気になるときは専門家に相談を
「気をつけていてもなかなか治らない」「意識しても姿勢が戻ってしまう」
そんなときは、整骨院元くまなん院までご相談ください。体のゆがみや筋肉の状態を見ながら、あなたに合った施術やセルフケアのアドバイスを行っています。

無理なく、正しい姿勢を取り戻すサポートをさせていただきます。

まとめ
猫背は日々の姿勢のクセや筋力の低下が積み重なって起こります。ですが、日常の中で意識を少し変えるだけでも、改善は十分に可能です。まずは「正しい姿勢を知ること」、そして「できる範囲で継続すること」がポイントです。

体のバランスが整えば、肩こりや腰の不調も楽になってくるかもしれません。自分の姿勢に気づくところから、未来の身体づくりを始めてみませんか?

ご予約・お問い合わせ

ご予約・お問い合わせ お問い合わせ LINE LINE