腰を守るために日常で気をつけたいこと

〜毎日の積み重ねが腰の健康をつくります〜

腰に違和感を感じたとき、多くの方が思い浮かべるのは重い物を持ったときや急な動作かもしれません。しかし実際には、何気ない日常生活の中で腰への負担は積み重なっています。無理をしていないつもりでも、少しずつ腰の筋肉や関節に負荷がかかり、ある日突然「ギクッ」と痛みを感じてしまうこともあります。

今回は、整骨院元くまなん院がご紹介する「腰を守る日常生活のコツ」をお伝えします。毎日を快適に過ごすためのヒントとして、ぜひ取り入れてみてください。

姿勢は腰の基本!「立つ」「座る」を見直す
腰にやさしい生活の第一歩は、正しい姿勢を意識することです。立っているときは、耳・肩・腰・くるぶしが一直線になるように重心を保ちましょう。背中が丸まったり、反りすぎていると腰に負担がかかってしまいます。

座っている時間が長い方は、深く腰掛けて骨盤を立てるように意識すると安定しやすくなります。背もたれにはクッションを当てるなど、自然な背骨のカーブを保つ工夫も効果的です。

物を持ち上げるときは「腰」より「膝」
重い物を持ち上げる際、「腰から曲げて持つ」クセがある方は要注意です。この動作は腰に大きな負担がかかります。正しい持ち上げ方は、膝を曲げて腰を落とし、体を近づけてから持つようにすることです。

また、ひねる動作と持ち上げる動作を同時にしないこともポイント。少しの工夫で、腰の負担はずいぶんと軽減されます。

朝の体はデリケート、起き上がり方に注意
朝起きた直後の体は、筋肉も関節もまだしっかり目覚めていません。急に起き上がったり腰をねじったりすると、予期せぬ腰の痛みにつながることがあります。

布団の中で軽く膝を抱えて左右にゆらす、腰や背中を軽く伸ばすストレッチを取り入れると、1日のスタートがスムーズになります。起き上がるときは、横向きになってから手を使ってゆっくり体を起こしましょう。

「冷え」は腰の敵、温める習慣を
腰の筋肉は、冷えによって硬くなりやすくなります。特に冬場やエアコンの効いた部屋では、知らないうちに腰まわりが冷えがちです。腹巻やカイロ、入浴などを通じて、腰をやさしく温めることが大切です。

また、冷えとともに「運動不足」も腰まわりの筋力を落とす原因になります。ウォーキングや軽い体操を継続することで、腰を支える筋肉が安定し、負担を減らすことができます。

長時間同じ姿勢にならない工夫を
座りっぱなしや立ちっぱなしの時間が長いと、腰への血流が悪くなり、筋肉が硬くなりやすくなります。デスクワーク中は1時間に1回は立ち上がる、家事の合間に体を伸ばすなど、こまめに動くことが腰を守るポイントです。

外出先でも、座る際には足を組まず、背筋を伸ばす意識を持つと腰の安定感が変わります。

違和感を感じたら、無理をしないことが第一歩
「ちょっと痛いけど我慢できるから」と放置すると、症状が慢性化してしまうケースもあります。早めに整骨院元くまなん院のような専門機関で身体の状態を確認しておくと、悪化を防ぎやすくなります。

腰は全身を支える大切な部分です。普段の動作を少し見直すだけでも、未来の健康につながります。毎日の習慣を味方につけて、腰を守る暮らしをはじめてみましょう。

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