股関節の痛みの原因は?痛い時にやってはいけない事とは

股関節に痛みを感じると、日常生活のあらゆる動作が億劫に感じてしまうことがあります。スムーズに歩けない、階段の昇り降りがつらい、そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。今回は、柔道整復師の視点から、股関節の痛みの原因と、痛みが出たときに絶対に避けたい行動について分かりやすくお伝えいたします。

股関節の痛みの原因とは?
股関節は、骨盤と太ももの骨をつなぐ非常に大きな関節です。この部分には、体重を支えたり、歩く・走るなどの動きをスムーズに行うためにたくさんの負荷がかかっています。そのため、わずかなバランスの乱れや負担の蓄積によって痛みを引き起こしやすい部位でもあります。

代表的な原因の一つに、「変形性股関節症」が挙げられます。これは、関節を保護する軟骨がすり減ることによって関節に直接負担がかかり、痛みや動きにくさを感じるものです。また、スポーツによるオーバーユース(使いすぎ)で筋肉や腱に小さな損傷が起こることも、痛みの一因となります。

さらに、骨盤周辺の筋力低下や柔軟性不足も要注意です。筋肉がしっかり支えられなくなると、股関節に負担が集中し、痛みや違和感を引き起こしやすくなります。整骨院元くまなん院でも、こうした筋力のアンバランスによるご相談を多く受けております。

痛みがあるときに絶対にやってはいけないこと
股関節に痛みを感じたとき、「無理をして動かしてしまう」「痛みをこらえて運動を続ける」という行為は避けることが重要です。痛みを無視して動き続けると、関節や筋肉にさらに負担がかかり、状態が悪化するリスクが高まってしまいます。

また、痛みのある股関節を強くマッサージしたり、無理にストレッチを行うことも危険です。特に、無理なストレッチは筋肉や腱に負担をかけ、痛みを悪化させることがあるため注意が必要です。少しでも痛みを感じた時は、まず股関節周囲を安静に保ち、過度な負担をかけないよう意識しましょう。

自己流での判断やケアでは、かえって状態を長引かせてしまうこともあります。股関節に違和感がある場合には、整骨院元くまなん院のような専門家に相談し、適切なケアを受けることが回復への近道です。

股関節を守るために大切なこと
股関節に負担をかけない生活習慣を心がけることがとても大切です。たとえば、座っている時間が長い方は、定期的に立ち上がって軽く体を動かすように意識してみましょう。体重管理も非常に重要で、体重が増えると股関節への負荷が大きくなりやすくなります。

また、股関節周囲の筋肉を無理のない範囲で鍛えることも効果的です。特に、お尻の筋肉(臀筋)や太ももの内側の筋肉(内転筋)を鍛えることで、股関節の安定性を高めるサポートが期待できます。整骨院元くまなん院では、こうした筋肉バランスに注目し、負担を軽減させるための運動指導にも力を入れています。

まとめ
股関節の痛みは、ちょっとした負担の積み重ねから始まることも多く、初期の対応が非常に重要です。無理に動かしたり自己流のケアを試みるのではなく、まずは股関節を安静にし、専門的なアドバイスを受けることが大切です。

もし股関節に違和感を覚えたら、悪化させる前に整骨院元くまなん院までご相談ください。皆さまが健やかに日常生活を送れるよう、サポートさせていただきます。

ご予約・お問い合わせ

ご予約・お問い合わせ お問い合わせ LINE LINE