肩こりで倦怠感?肩こりが引き起こす体への影響

「最近なんだか体がだるい」「よく寝ても疲れが抜けない」そんなお悩みを抱えている方の中には、肩こりが関係しているケースも少なくありません。一見すると肩の疲れだけに思えるかもしれませんが、実は全身のコンディションにまで影響を及ぼすことがあるのです。

今回は、長年にわたって身体と向き合ってきた柔道整復師の視点から、肩こりが引き起こす倦怠感や体調への関係についてわかりやすくお伝えしていきます。

肩こりの背景にある「筋肉の緊張」
肩こりは、首から肩、背中にかけての筋肉がこわばって血の巡りが悪くなった状態です。長時間のデスクワークやスマートフォンの操作、姿勢のくずれなどが原因として挙げられます。

これらの筋肉は、頭を支えたり腕を動かしたりといった働きをしているため、日常のちょっとした動作でも負担がかかりやすい部位です。その結果、筋肉がかたまりやすく、慢性的なこりとして残りやすくなってしまいます。

血行不良がもたらす全身への影響
肩の筋肉がかたくなると、その周囲の血流が滞りやすくなります。血液の流れがスムーズでないと、体の各部へ酸素や栄養がうまく行き届きにくくなります。

その結果、疲れが取れにくくなったり、重だるさを感じたりといった全身の倦怠感につながることがあります。中には、めまいや頭がぼんやりする感覚を訴える方もいらっしゃいます。

整骨院元くまなん院でも、肩こりを感じて来院された方が、実は全身の疲れや不調にまで影響していたというケースを多く目にしています。

自律神経にも影響が出ることも
肩こりが長く続くと、自律神経のバランスにも変化が出てくることがあります。自律神経とは、呼吸・消化・体温調整などを無意識のうちに整えてくれている大切な働きです。

筋肉の緊張が強く続くと、交感神経が優位な状態が長引き、リラックスしにくくなります。そうすると、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めやすくなったりすることで、さらに疲労が蓄積しやすくなってしまいます。

放置しないことが体調を整える第一歩
「肩が少し重たいだけだから」とそのままにしてしまうと、倦怠感だけでなく、集中力の低下や気分の落ち込みにもつながることがあります。

特に、肩こりを感じていないのに体が重だるいという方は、知らず知らずのうちに筋肉がかたまってしまっていることもあるかもしれません。自分では気づきにくい体のサインを見逃さないようにしたいですね。

整骨院元くまなん院では、こうした状態を丁寧に見極めながら、ひとりひとりの身体に合わせた対応を行っています。肩だけでなく、全身の巡りや姿勢を含めてアプローチすることで、倦怠感の軽減に役立つことも少なくありません。

日常生活でできるセルフケアも大切
ご自宅や職場でできる簡単なセルフケアとしては、以下のようなものがあります。

肩甲骨を意識的に動かすストレッチ

首や肩まわりを温めて筋肉のこわばりをやわらげる

デスクワーク中のこまめな姿勢チェックと休憩

こうした習慣を少しずつ取り入れていくことで、肩まわりの負担を減らし、全身のコンディションを整えやすくしていくことが期待できます。

まとめ
肩こりが引き起こす影響は、肩の痛みや重だるさだけにとどまらず、全身の倦怠感や自律神経の乱れにまで広がることがあります。日々の姿勢や生活習慣の積み重ねが関係しているため、自分の体の声に耳を傾けながら、適切な対応を行うことが大切です。

「なんとなく体がだるい」と感じることが増えてきたときは、一度、肩まわりの状態に目を向けてみるのも良いかもしれません。不安なときは、整骨院元くまなん院のような専門の機関で相談してみると、より早く不調から解放されるきっかけにつながるかもしれません。

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