巻き肩と猫背の違い。猫背とどう違うの?詳しい解説
巻き肩と猫背は、どちらも姿勢の問題としてよく知られていますが、その原因や症状には違いがあります。この記事では、巻き肩と猫背の違いについて詳しく解説します。
巻き肩とは?
巻き肩とは、肩が前方に巻き込むように内側に入ってしまう姿勢のことを指します。この状態では、肩甲骨が外側に広がり、胸郭が前に押し出されます。巻き肩は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、姿勢の悪さなどが原因で引き起こされることが多いです。
巻き肩の主な原因
筋肉の不均衡: 胸の筋肉(大胸筋)が過剰に緊張し、背中の筋肉(僧帽筋や菱形筋)が弱くなることが多いです。
姿勢の悪さ: 長時間の前傾姿勢や猫背が原因で、肩が前に引っ張られます。
デスクワークやスマートフォンの使用: 長時間同じ姿勢を続けることで、肩が内側に巻き込みやすくなります。
猫背とは?
猫背は、背中が丸まってしまう姿勢のことを指します。胸椎(背骨の胸の部分)が後ろに突出し、頭が前に突き出る状態です。猫背は、長時間の座り仕事やデスクワーク、不適切な姿勢、運動不足などが原因で引き起こされることが多いです。
猫背の主な原因
背中の筋力低下: 背中の筋肉(脊柱起立筋や菱形筋)の弱化が原因です。
長時間の座り仕事: パソコン作業や読書など、長時間同じ姿勢でいることで背中が丸まりやすくなります。
運動不足: 体幹や背中の筋肉を適切に使わないと、猫背になりやすいです。
巻き肩と猫背の違い
巻き肩と猫背は、どちらも姿勢の悪さからくる問題ですが、影響を受ける部位や原因が異なります。
巻き肩は、肩が前に巻き込むように内側に入り、肩甲骨が外側に広がります。主に胸の筋肉の過剰な緊張が原因です。
猫背は、背中が丸まり、胸椎が後ろに突出します。背中の筋力低下や長時間の座り仕事が原因です。
巻き肩の改善方法
巻き肩を改善するためには、胸の筋肉をストレッチし、背中の筋肉を強化することが重要です。以下の方法を試してみてください。
胸のストレッチ: 壁に手を当て、体を反対側にひねることで胸の筋肉を伸ばします。
背中の強化: ダンベルを使ったローイングや、背中を鍛えるエクササイズを行いましょう。
姿勢を意識する: デスクワークやスマートフォンの使用時には、肩を後ろに引き、胸を開くように意識します。
猫背の改善方法
猫背を改善するためには、背中の筋肉を強化し、姿勢を正すことが必要です。以下の方法を取り入れてみましょう。
背中のストレッチ: キャット&カウエクササイズや、背中を丸めて伸ばすストレッチを行います。
体幹の強化: プランクや腹筋を鍛えるエクササイズを取り入れましょう。
姿勢を意識する: 座っているときや立っているときに、頭を上に引き上げるように意識します。
整骨院元くまなん院でのサポート
巻き肩や猫背の改善には、正しい姿勢と筋肉のバランスを保つことが重要です。整骨院元くまなん院では、姿勢改善のためのアドバイスやサポートを提供しています。専門的な知識を持つスタッフが、一人ひとりに合ったケアを行い、健康な体をサポートします。日常生活での姿勢に気を付け、快適な生活を送りましょう。