抱っこで腰が限界。子育て中の腰痛どうする?
「毎日抱っこばかりで、腰が悲鳴をあげている…」
「子どもを寝かせたあと、自分が起き上がれない…」
そんな子育て中の腰痛、実は多くのママさんパパさんが経験しています。整骨院元くまなん院にも、産後数ヶ月〜1年ほど経った頃に腰のつらさを訴えて来られる方がとても多いです。
今回は、子育て中に腰に負担がかかる理由と、今日からできる対策についてご紹介します。
なぜ育児中は腰に負担がかかりやすい?
子育て中の腰痛の大きな原因は「前かがみ動作」と「繰り返しの抱っこ」にあります。
抱っこやオムツ替え、お風呂や授乳など、毎日何度も中腰になったり、腕で赤ちゃんを支えたりする動きが続きます。
この姿勢を繰り返すことで、腰から背中の筋肉が常に緊張したままになり、筋肉のこわばりや血行不良が起こってしまうのです。
さらに、産後は骨盤がゆるんで不安定な状態になりやすく、その状態で負担をかけると腰回りに疲労がたまりやすくなります。
抱っこの仕方を少し工夫してみましょう
腰への負担を減らすには、抱っこの姿勢がポイントです。
赤ちゃんをできるだけ体に近づける
片手で支えるのではなく両手を使う
できれば片側ばかりで抱っこしない(左右交互に)
台やクッションなどを活用してかがむ角度を浅くする
このように、少しの工夫で腰の負担を軽減できます。特に「赤ちゃんの重さをなるべく自分の体幹で受ける」ことを意識するだけでも、腰のつらさは違ってきます。
腰まわりの筋肉をやさしくゆるめるケア
育児中は自分の体のケアに時間をかけることが難しいと思いますが、ほんの数分でできる簡単なセルフケアでも十分効果があります。
たとえばこんな動きがおすすめです。
仰向けで膝を立てたまま左右に倒す腰ゆらしストレッチ
椅子に座って、腰を丸める⇄反らす運動(背骨の動きづくり)
足の裏にテニスボールを置いて転がす(足元からのケア)
どれもテレビを見ながら、寝かしつけのあとにできる簡単な動きです。毎日少しでも続けることで、腰が固まりにくくなります。
整骨院でできるサポートもあります
「育児で腰が限界だけど、痛み止めに頼るのも不安…」
そんな方こそ、整骨院元くまなん院にご相談ください。
骨盤の状態を確認し、日常生活での体の使い方まで考慮しながら、腰への負担をやわらげるサポートを行っています。
「痛い場所だけ」ではなく、「なぜそこに負担がかかっているのか?」を見極めて、必要に応じて骨盤や股関節まわりのバランス調整も取り入れます。
また、赤ちゃんと一緒に来院できる時間帯のご案内も可能です。
最後に
子育ては、どうしても自分の体のことを後回しにしがちです。
でも、ママやパパの体が元気であることが、家族みんなの笑顔につながります。
腰がつらくなってきたら、「少しがんばりすぎたサイン」だと受け取ってください。
そして無理せず、整骨院元くまなん院のようなサポートを頼ってみてくださいね。