ぎっくり腰になった時に押したい痛みを和らげることができるツボ

突然のぎっくり腰で動けなくなった経験はありませんか?ぎっくり腰は、急に腰に強い痛みが走ることで、立ち上がるのが難しくなったり、歩くのがつらくなったりします。

そんなときに役立つのが、ツボを押して痛みを和らげる方法です。ツボを刺激すると血流が良くなり、緊張している筋肉がほぐれやすくなります。今回は、ぎっくり腰のときに試してほしいツボを紹介します。

ぎっくり腰の痛みを和らげるツボ
ぎっくり腰の痛みが強いときは、無理に動かず、ゆっくりと深呼吸しながらツボを刺激してみましょう。

① 腰腿点(ようたいてん)
手の甲にあるツボで、ぎっくり腰の痛みを和らげるのにおすすめです。

場所:
人差し指と中指の骨の間、薬指と小指の骨の間の2カ所にあります。

押し方:
親指で少し強めに押しながら、ゆっくりと円を描くように刺激します。30秒ほど押してから離し、これを3回ほど繰り返しましょう。

ポイント:
痛みがある方の手だけでなく、両方の手を刺激するとより効果が期待できます。

② 委中(いちゅう)
腰の筋肉の緊張を和らげるツボです。

場所:
ひざの裏の中央にあります。

押し方:
両手の親指を使って、やさしく押し込みながら5秒キープし、ゆっくりと離します。これを5回ほど繰り返しましょう。

ポイント:
強く押しすぎると逆に筋肉が緊張しやすくなるため、心地よい程度の力加減を意識してください。

③ 太谿(たいけい)
腰から足にかけての血流を促すツボです。

場所:
足首の内側、くるぶしとアキレス腱の間にあります。

押し方:
親指でゆっくりと押し込みながら10秒キープし、離します。これを3回ほど繰り返しましょう。

ポイント:
冷えがあると筋肉が硬くなりやすいので、ツボを押しながら足首を温めるとより良いでしょう。

ツボ押しの際に注意したいこと
ツボ押しを行うときは、次の点に注意しましょう。

✅ 強く押しすぎない
痛みを感じるほど強く押すと、逆に筋肉がこわばってしまうことがあります。気持ちよいと感じる程度の力でゆっくり押しましょう。

✅ 呼吸を意識する
ツボを押しながら、ゆっくり深呼吸すると筋肉がほぐれやすくなります。息を吐くタイミングで押すと、よりリラックスしやすくなります。

✅ 無理に動かない
ぎっくり腰の直後は無理に体を動かさず、できるだけ安静にしながらツボを押しましょう。特に痛みが強いときは、無理に動こうとせずに様子をみることが大切です。

日頃から意識したいぎっくり腰予防
ぎっくり腰を防ぐためには、日頃から腰に負担をかけないことが大切です。

✅ 腰まわりのストレッチを習慣にする
腰の筋肉が硬くなると、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。軽いストレッチを毎日の習慣にすると、柔軟性が保たれやすくなります。

✅ 冷えを防ぐ
腰が冷えると筋肉がこわばりやすくなるため、寒い時期は特に注意しましょう。カイロを腰に貼るのも効果的です。

✅ 重いものを持つときは注意する
急に重いものを持ち上げると、腰に負担がかかります。持ち上げるときは膝を曲げて、腰ではなく足の力を使うようにしましょう。

まとめ
ぎっくり腰は突然起こることが多く、動けなくなってしまうこともあります。そんなときは、今回紹介したツボを試してみると、痛みを和らげるサポートができます。

ただし、痛みが強いときは無理に動かず、安静を保つことも大切です。また、日頃から腰のケアを意識することで、ぎっくり腰の予防につながります。

整骨院元くまなん院では、ぎっくり腰の対処法や予防についてのアドバイスも行っています。腰の不調が気になる方は、お気軽にご相談ください。

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