以外と知らない腰痛とお尻の筋肉との関係性。実は大いに関係があります
腰痛の原因と聞くと、「姿勢が悪い」「腰の筋肉が硬くなっている」といったイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし、 実はお尻の筋肉が腰痛と深く関係している ことをご存じでしょうか?
お尻の筋肉が硬くなると、 骨盤のバランスが崩れたり、腰への負担が増えたりすることで、痛みを引き起こしやすくなります。
今回は、 腰痛とお尻の筋肉の関係性、そして腰の負担を軽減するためのケア方法 について詳しく解説していきます。
腰痛とお尻の筋肉の関係とは?
お尻には 大殿筋(だいでんきん)、中殿筋(ちゅうでんきん)、小殿筋(しょうでんきん) という3つの主要な筋肉があり、 骨盤や股関節を支える重要な役割 を持っています。
特に腰痛と関係が深いのは 中殿筋と小殿筋 です。
これらの筋肉が硬くなってしまうと、 骨盤の動きが悪くなり、腰の筋肉が無理に働くことになってしまいます。
また、お尻の筋肉は歩行時や立ち座りの動作にも関わっているため、 硬くなると腰への負担が増え、痛みを引き起こしやすくなります。
お尻の筋肉が硬くなると起こりやすい症状
腰痛を引き起こしやすい方の特徴として、 お尻の筋肉の硬さが影響しているケース が多く見られます。
以下のような症状がある方は、お尻の筋肉の状態をチェックしてみることが大切です。
① 座りっぱなしが多い
長時間座りっぱなしの状態が続くと、 お尻の筋肉が圧迫されて血流が悪くなります。
これによって 筋肉が硬くなり、腰回りの柔軟性が低下することで、腰痛の原因につながりやすくなります。
② 片足重心や足を組むクセがある
片足に体重をかけるクセや、足を組んで座る習慣がある方は 骨盤が左右どちらかに傾きやすくなります。
このような姿勢が続くと、 お尻の筋肉のバランスが崩れ、腰に負担がかかりやすくなります。
③ 歩くときに骨盤がしっかり動いていない
正しい歩き方ができていないと、 お尻の筋肉が十分に使われず、硬くなりやすくなります。
特に歩幅が小さい方や、すり足で歩くクセがある方は、 お尻の筋肉が衰えやすく、腰に負担がかかりやすい状態になります。
腰痛予防におすすめのお尻のストレッチ
お尻の筋肉を柔らかく保つことは、 腰痛を防ぐためにとても大切 です。
ここでは、自宅でも簡単にできる お尻のストレッチ をご紹介します。
① お尻の筋肉を伸ばすストレッチ
床に座り、片方の足をもう片方の膝の上に乗せる
背筋を伸ばし、乗せた足の方向にゆっくり身体を倒す
お尻の筋肉が伸びていることを意識しながら 20秒キープ
反対側も同じように行う
このストレッチは、 お尻の筋肉をしっかり伸ばし、腰の負担を軽減する効果が期待できます。
② 中殿筋をほぐすストレッチ
仰向けに寝て、片膝を立てる
立てた膝を反対側の床に向かって倒し、腰を軽くひねる
その状態で 20秒キープ
反対側も同じように行う
このストレッチを取り入れることで、 お尻の奥にある筋肉が緩み、骨盤の動きがスムーズになります。
整骨院元くまなん院でのサポート
「腰が重だるい」「長時間座っていると腰が痛くなる」といったお悩みをお持ちの方は、 お尻の筋肉の硬さが影響している可能性が高い です。
整骨院元くまなん院では、 お尻や骨盤周りのバランスを整えるサポート を行っています。
日常生活の中で無理なくできる ストレッチや姿勢のアドバイス もお伝えしていますので、腰の不調でお困りの方はぜひご相談ください。
まとめ
腰痛とお尻の筋肉は、 密接に関係していることがわかりました。
特に お尻の筋肉が硬くなってしまうと、骨盤のバランスが崩れ、腰への負担が増えてしまいます。
座りっぱなしの時間が長い方や、歩くときにお尻の筋肉が使えていない方は、 ストレッチを取り入れることで腰への負担を軽減できる可能性があります。
整骨院元くまなん院では、 腰痛の原因を見極め、より快適に過ごせるようサポートを行っています。
腰の重さや痛みを感じたら、 お尻の筋肉をほぐすケアを取り入れてみてください。