四十肩・五十肩について

四十肩・五十肩について
  • 肩の痛みが一ヶ月以上続いている
  • 腕が肩の高さ以上に上がらない
  • 肩が痛くて眠れない
  • 夜中に肩がうずいてつらい
  • 肩の広範囲が痛い

四十肩・五十肩とは|熊本整骨院元 くまなん院

四十肩・五十肩は医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、両症状とも発症年齢の違いだけで、同じ病気とされています。

朝、着替える時に肩が痛くて腕が上がらない、急に肩のあたりに強い痛みを感じるなどの症状が出たら、それは四十肩・五十肩を発症しているサインかもしれません。

四十肩の症状は、痛みの強さによって「急性期」「慢性期」に分けられます。

前触れもなく鋭い痛みが起こる「急性期」では、突然、片側の肩周辺に激しい痛みが起こり、数日から数週間続きしびれが出てきます。

その後、「慢性期」になると、肩を動かすことが難しくなり、痛みも鋭いものから鈍いものへと変化していきます。

一般的には、数週間から半年、長くても1年半ほどで、自然と痛みが和らぎ、運動制限も徐々に改善されていきますが、肩関節の可動域が狭くなった状態で治ることが多いと言われています。

四十肩・五十肩になった関節の可動域を回復させるためには、痛みを感じない程度に積極的に動かすことが大切です。

ただし、痛みが繰り返される場合や60歳を超えてから症状が出た場合、腕が震えるほど痛みが強い場合は、四十肩・五十肩以外の別の症状である可能性があります。

気になる症状がある場合は、早めに当整骨院にご相談ください。

四十肩・五十肩の原因 熊本整骨院くまなん院

一度、四十肩・五十肩になった際、痛みを感じて肩を動かさないでいると、筋肉が緊張し硬くなることがあります。

その状態で、普通に動かすことの出来る範囲を超えて動かした場合、硬くなった筋肉が傷つけられます。

筋肉と靭帯は複雑な構造で、一箇所でも傷が付くと少し動かしただけで傷ついた部分に負荷が掛かり痛みが出ます。

そのため、損傷部位の特定や、痛みの原因を突き止めるのが難しくなります。

筋組織や腱組織、靭帯や関節包といった軟部組織が硬くなるには、年単位の時間が掛かります。

傷ついた部分が癒着し、血管や神経も巻き込んで筋肉がくっついていく過程で、痛みや疼きがどうしても生じてきます。

四十肩・五十肩は、夜中に寝ていて痛みが強くなることや、夜間にうずきなどが出たりしますが、その原因は肩関節が心臓より高い位置にあるためです。

横になった際に立っている時よりも肩の部分の血圧が上がる為に、神経を刺激して痛みや疼きが強くなると考えられます。

つまり四十肩・五十肩とは原因の根底に、加齢による軟部組織の変化が前提にあるので、肩関節付近に問題があるのは確かですが、原因や部位が特定し難いものであるものと言えます。

しかしながら、腕や肩を動かした時に突然、刺すような鋭い痛みを伴うのが、四十肩・五十肩の典型的なパターンです。

数日ほどで収まりますが、肩を動かすと痺れを伴った痛みが肩から手先に伝わります。

痛みを感じた際、鋭い痛みから鈍い痛みへと変化していき、動かせる範囲が少しづつ狭まります。

痛むからと言って肩を動かさないでいると、筋肉と骨が癒着しさらに動かせなくなります。

四十肩・五十肩の予防

年齢を重ねてからの肩こりは、日頃から肩関節の運動やストレッチを行うことで予防することができます。

ただし、肩こりを予防するためには、ストレッチ以外にも日常生活で気をつけるべき注意点、ポイントがあります。

  • 日常生活で、長時間同じ姿勢を取らない
  • 食事に気を配り、栄養をバランスよく摂取する
  • 身体の血行を良くすることを意識する

長時間パソコンで作業をしていると、自然と前のめりになってしまうものです。

しかし、首がその状態のままだと、肩に負担がかかります。

姿勢を悪くしないためには、背筋を伸ばし、あごを水平に保つことが大切です。

また、四十肩・五十肩の痛みは、身体が冷えると強くなります。

そのため、体温を調節することが大切です。

痛みがある場合は、身体を温めることで痛みを和らげることができます。

温かいお風呂に肩のあたりを浸すのも一つの方法です。

長時間パソコンで作業をしていると、つい前のめりになってしまいます。

しかし、首が前に出たままだと肩に負担がかかります。そのため、姿勢を崩さないようにするためには、背筋を伸ばしてあごを引くことが大切です。

また、四十肩・五十肩は身体が冷えると痛みが強くなる傾向があるので、日頃から身体を冷やさないようにすることが大切です。

痛みがある場合は、温めることで痛みが和らぎますので、入浴時に肩まで湯船に浸かって肩周りを温めるとよいでしょう。

四十肩・五十肩の施術方法|熊本整骨院元 くまなん院

四十肩・五十肩の場合、軟部組織が硬く変化しているのでその部分を緩めることが大切ですが、長年かかって硬くなっているのですぐに回復することが難しいと言われています。

熊本整骨院元 くまなん院では、まず患者様の痛みが起こっている周辺の状態を確認した上で、身体全体の状態を確認します。

その後、四十肩・五十肩の早期改善を目指した施術を行います。

しっかりと四十肩・五十肩の原因を見極めながら、原因となっている場所にしっかりとアプローチできるように手技による施術や鍼治療、時にはハイボルト施術といったその他の施術をご提案させていただきます。

症状の進行具合によっては超音波と電気を合わせたコンビネーション施術で、癒着した軟部組織を緩めることで可動域を広げる施術も行い、姿勢矯正と合わせて四十肩・五十肩の改善を行っていきます。

また、施術で四十肩・五十肩が緩和されても、日頃の姿勢が悪かったら元に戻ってしまいます。

再度、四十肩・五十肩が起こらない為にも、日頃のケアが大事になってきますので、生活習慣やストレッチ等も合わせてアドバイスさせて頂きます。

四十肩・五十肩にお困りの方は、ぜひ一度、熊本整骨院元 くまなん院にご相談ください。

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