腰椎椎間板ヘルニアについて

腰椎椎間板ヘルニアについて

こんな症状の悩みはありませんか?

  • 痛みやしびれで短時間でも立つのが辛い
  • 前かがみをすると痛みが出る
  • 30分以上歩くと腰や足に痛みやしびれが出る
  • 足やお尻にしびれを感じる
  • 長時間座っていると腰が痛くなる

腰椎椎間板ヘルニアの症状|熊本整骨院元 くまなん院

腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が損傷して組織が外側にはみ出し、周囲の神経を圧迫することで起こります。

そのため、腰のあたりに痛みを感じることがあります。

腰痛について

椎間板ヘルニアは、20代から40代の比較的若い男性に多く、前かがみや中腰の姿勢が多かったり、重いものを持ったりして腰に負担がかかっている人に多く見られます。

また、腰椎椎間板ヘルニアは、一般的に大きく2つの症状を引き起こします。

1つ目は、急に重い荷物を持ち上げたり、くしゃみをしたときなど、腰に急激な圧力がかかったときに起こりやすい急性の痛みです。

痛みが強すぎて歩行が困難になることもありますが、安静にしていれば1~2週間で痛みは軽減されます。

注意しなければならないのは、この時に無理に動かしたり、放置したりすると、椎間板からさらに組織が押し出され、神経を圧迫して慢性型に変化してしまうことです。

腰椎椎間板ヘルニアの2つ目の症状は、第4・5腰椎と仙骨の間にある椎間板に異常が生じ、激しい腰痛と、場所によって症状は異なりますが、左右どちらかの足にしびれや痛みが生じます。

また、背中を伸ばしたときや寝ているときは痛みが和らぎますが、背中を丸めたときや前かがみの姿勢をとったときに痛みやしびれが強くなるのが特徴です。

腰椎椎間板ヘルニアの原因|熊本整骨院元 くまなん院

腰椎椎間板ヘルニアは、環境要因、遺伝要因、加齢要因によって引き起こされると考えられている症状です。

環境要因としては、屈んだり座ったりといった椎間板に負担をかけるような動作の繰り返しが挙げられます。

これらの動作が椎間板を圧迫し、時間の経過とともにヘルニアになる可能性があります。

さらに、遺伝的な要因で、生まれつき椎間板の強度が低い人もいます。

最後に、椎間板は加齢とともに弱くなり、ヘルニアが起こりやすくなることがあります。

これが加齢要因となります。

このように、原因はさまざまありますので年齢や職業、日常生活の動作を踏まえた上で検査する必要があります。

腰椎椎間板ヘルニアの予防|熊本整骨院元 くまなん院

椎間板ヘルニアは、腰に長時間負担がかかると発症しやすくなります。

日常生活を見直すことで、椎間板ヘルニアのリスクを減らすことができます。

すでに椎間板ヘルニアになったことがある人も、工夫次第で再発を防ぐことができます。

腰への負担を和らげるだけでなく、急激な体重増加に注意し、適度な運動で筋力低下を防ぐことも大切です。

以下の項目は、日常生活に少しずつ反映させていきましょう。

座り方

床に座る場合、あぐらをかく座り方をするのが一番腰に負担がかかると言われています。

椅子に座る場合は、高すぎると腰に負担がかかるので、最適な高さ(身長の1/4)に設定しましょう。

そして、背もたれに背中を密着させるように深く腰掛けると負担を分散させることができます。

高さの調節が難しい場合は、足置きやクッションを使用するなどして調整します。

また、長時間座る場合は、適度に休憩を挟みましょう。

立った時の動作

前かがみのまま何かしらの作業を行うと、腰に負担を掛けますので、なるべく上半身を起こして作業を行うようにしましょう。

また、しゃがむ時も腰からではなく膝からしゃがむようにすると、腰への負担を軽減することができます。

同様に、物を持ち上げる時も腰を捻ったり中腰になることを避け、しっかりと手前に引き寄せてから膝を使い持ち上げるようにしましょう。

長時間立った状態を維持する場合は、足を広げて作業台との高さを調整すると腰への負担を軽減できます。

運転

背もたれに背中を密着させるように深く座ります。その状態で足がペダルから離れすぎないように距離を調整してください。

また長時間運転する場合は、適度な休憩を行うとよいでしょう。

掃除

前かがみになりやすい掃除も注意が必要です。掃除機の長さは自身の身長に合わせできるだけ上半身を起こすことの出来る長さに調整しましょう。

かがむ場合も、腰からではなく膝を落としてかがんでください。

台所仕事

常に立つ台所仕事では、両足を広げて高さを調整すると効果的です。

動作について

物を持ち上げたり取ったりする時は、腰をひねったり中腰状態は止めて、しっかりと腰を落とし自分の方へ引き寄せてから行うようにしましょう。

自分より高い位置にある物は、台を利用して背中をそらせないよう注意します。運ぶ際もカートを利用して自身に負担のないよう行います。

その他注意点

腰を痛めるような動きをしても、腰が耐えられるように、背筋と腹筋を鍛えることが大切です。

また、定期的にストレッチを行うことで、柔軟性を高め、痛みを軽減させることができます。

最後に、体重が増えすぎると腰に負担がかかるので、適切な体重を維持することが重要です。

腰椎椎間板ヘルニアのストレッチ

背中、お尻、腰のストレッチを段階的に行うことで、痛みの緩和が期待できます。

痛みから遠い背中から、順を追ってストレッチを行っていきましょう。

背中のストレッチ

  • うつ伏せになって肘を90度に立てます。
  • 力を入れずにゆっくりと、痛みが出ないところまで腰を反らせます。
  • 10秒キープして元に戻し、3セット行います。
  • 痛みが出る場合は、腰を反らせる角度を抑えたり、肘の角度を調整しましょう。

    痛みが出ない場合は、肘を曲げずに同じように腰を反らせてみてください。

お尻のストレッチ

  • 仰向けになり膝を立てます。
  • 片足を上げ手を添え、自分の胸に引きつけます。
  • 腰やお尻に痛みを感じる手前で止め、10秒キープします。

痛みが治まるまでは無理をせずに行ってください。

慣れてきたら腰のストレッチと合わせて行うようにすると効率よく筋肉を緩めることができます。

腰のストレッチ

  • 仰向けになり、膝を90度に曲げ立てます。
  • 両手を身体の横にそえるように、床に付けます。
  • お尻をゆっくりと上げ、10秒キープします。

きつい場合は、足を身体に近づけて膝を90度以上にすると楽になります。

整骨院元 くまなん院の腰椎椎間板ヘルニアの施術方法

腰椎椎間板ヘルニアの場合、まず患者様の痛みが起こっている周辺の状態を確認した上で、身体全体の状態を確認します。

その後、腰椎椎間板ヘルニアの早期改善を目指した施術を行います。

しっかりと腰椎椎間板ヘルニアの原因を見極めながら、原因となっている場所にしっかりとアプローチできるように手技による施術や鍼治療、時にはその他の施術をご提案させていただきます。

また、施術で腰椎椎間板ヘルニアが緩和されても、日頃の姿勢が悪かったら元に戻ってしまいます。

再度、腰椎椎間板ヘルニアが起こらない為にも、日頃のケアが大事になってきますので、生活習慣やストレッチ等も合わせてアドバイスさせて頂きます。

腰椎椎間板ヘルニアにお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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